上智大学 『首相官邸の前で』小熊英二監督

 

こんにちは。

上智大学の新入生のための就職準備「日本語」実践講座でおなじみの

受験対話総合研究所です。

 

首相官邸の前で(上智大学)

首相官邸の前で(上智大学)

 

受験対話総合研究所では、

上智大学の新入生のための就職準備「日本語」実践講座の

5月生を募集しています。  4月生は満員になりました。

※上智大学の公募推薦入試合格者のための講座は、昨年12月から始まっています。

 

 

『首相官邸の前で』小熊英二監督。

上智大学で、この映画を見た学生が12人、

受験対話総合研究所を訪ねてきてくれました。

 

お茶を飲みながら、話を楽しみました。

映画についていろいろ話した後で、彼、彼女たちの希望を語ってくれました。

 

それは何か。

放送記者や新聞記者が聞けない(聞かない)、

「政治家から本音を引き出せる、インタビュアになりたい」ということでした。

選挙権の年齢引き下げによって、新たな有権者になる若者たちに、

テレビや新聞には出てこない、政治家の「人間力の情報」を発信していきたいというのです。

 

読売新聞投稿欄『気流』

読売新聞投稿欄『気流』

 

【大学生の声】

「街を歩いていると、政治家のポスターが貼ってある。

どうして、あのような笑顔なのか。ポスターを撮るとき、

自分の当選だけを考えているから、あの笑顔ができるんだろう」

「選挙権が与えられる若者たちは、あの笑顔の政治家たちの

人間としての本当の姿を、見極めないといけない」

「まずは、彼らが、いったい何を言い、何を実現してきた大人なのか、

根拠を示しながら話してもらわないといけない。そして、質問する」

「NHK、日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日を見ていても、

政治家の本当の姿がわからない。朝日新聞、読売新聞を読んでもわからない。

政治部の記者って、なぜ、国民の知りたいことを質問しないのか。

社会部の記者に政治家を自由に取材させると、面白く、

若者たちに役に立つ記事になるのではないか」

「大人たちは、候補者の口から何を聞き、どんな行動(実績)、

どんな内容を信じて投票しているのか」

「当選した議員の、その後の働きぶりを確認している有権者はいるのか」

「レベルの高い選挙民なら、レベルの低い候補者を選ぶはずがない」

「税金を、一円たりとも無駄にしない人物を見極めるにはどうしたらいいのか」

「私を当選させないとは、有権者のみなさんは、お目が高い」と言わせるくらい、

有権者が賢くならないとダメだろう。

学生たちから、いろいろな意見が出てきて盛り上がりました。

 

 

この日、学生の持ってきた2月24日の読売新聞の投稿欄『気流』に、

『国会 若者に響く論戦を』

『議員の候補者選考を慎重に』

という題の、2つの投稿がありました。

 

ちゃんとした大人の意見は、若者たちの励みになっていました。

大人のみなさん、ぜひ自分の考えを若者たちに語ってください。

ちゃんとした大人の話を聞きたがっている若者は、います。

 

 

今回の話は、訪ねてきてくれた上智大学の学生たちだけでなく、

受験対話総合研究所で「ことば」について学んでいる

東京大学、早稲田大学、慶應義塾大学などの学生たちを集めて、

大きな流れを作れるようにしていきます。

ただし、政治家を相手に、大学生が当たり障りのないことを聞いて

記事にすることが目的ではありません。

選挙権をもらう若い世代の人たちに、役に立つ情報を届けることが目的です。

政治家が、学生たちに、「ぜひ、自分の味方になってほしい」と言うくらい、

能力を身につけて臨まないと、ちゃんとしたインタビュー記事は書けません。

真剣勝負です。

 

大学生たちに、緊急招集をかけます。

若者たち、これからもっともっと、話をしよう。勉強しよう。

みんな、待ってるよ!

 

  5月生  上智大学の新入生のための就職準備「日本語」実践講座!

大学のキャリアセンター(就職部)で、学生たちの就職相談を聞いていると、
話が堂々巡りして、「この学生さん、何を相談したいのだろう?」と思うことがよくあります。
大学生のみなさんも、他人の話し方の欠点は、よくわかると思うのです。
しかし、自分のこととなると、誰も面と向かって言ってくれませんから、
相手がどう感じているのか、自分では、なかなかわからないのではないでしょうか。
みなさんはこれまで、ひとこと言えば、あとは親や先生が察してくれる
「言葉の世界」で暮らしてきました。
また、人に何事か感想を聞かれても、
「はあ、別に」「ええ、まあ」とつぶやいていれば通用する世界にもいたのです。
しかし今度の、自分の人生を決める「入社面接」では、そうはいきません。
未知の大人と向き合って、ちゃんと話さなければならないのです。
つまり、自分の意思、意見を、相手に、筋道立てて正しく伝える力が必要なのです。
今まで、こうした訓練を受ける機会がなかった大学生には、
どうしても、基礎訓練が必要になります。
受験対話総合研究所では、
5月から、上智大学の新入生を対象にした、
「日本語」実践講座を開講します。

「さすが、上智大学の学生だ!」と大人を唸らせることが
できるように、自分の「ことば」を磨いて育てていきます。
■5月  全4回
■時間  1回 90分
まずは、お問合わせください。
お問い合わせはこちらまで

 

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