こんにちは。
東京大学の新入生のための就職準備「日本語」実践講座でおなじみの
受験対話総合研究所です。
受験対話総合研究所では、
東京大学の新入生のための就職準備「日本語」実践講座の
5月生を募集しています。 4月生は満員になりました。
毎年この時期は、東京大学の合格者の名前を使った、
大学受験予備校の広告をよく見ます。
また週刊誌では、高校別の東大合格者の人数を発表する
記事が目につきます。
大人は、子どもたち(東大合格者)の「何を」「どのように」知っているのでしょうか。
何で、「ちやほや」するのでしょうか。
子どもたち(東大合格者)は、大人を見る目を養うことが大切です。
これが、18歳の一票に、
また、政治家を見る目を育てることにもつながります。
本日の勉強会では、読売新聞記者(編集委員)が高校で出前授業をした記事を読みました。
朝日新聞社は、朝日新聞を読んで学ぶことを『まなあさ』と言っています。
読売新聞だと、『まなよみ』になるのでしょうか。
1つの記事から、何が読み取れるのか。
東大に入学する若者達と話し合いました。
●記者が、記者という仕事をどのように考えているのか。
●どのような記者教育を受けてきているのか。
●今回の出前授業の「目的」は何だったのか。
●この記者は、どのような「日本語」の修業をしてきているのか。
●この記者は、どのような人物なのか。
●この記事が、読売の社内でどのようにチェックされて記事になったものなのか。
などなど、いろいろなことが読み取れます。
「文は人なり」「文は組織なり」なのです。
東大合格者たちには、
高校卒業までに「育ててきた能力」と「育ててこなかった能力」を
自分で確認することから初めてもらっています。
新入生のみんな、待ってるよ!
5月生 東京大学の新入生のための就職準備「日本語」実践講座!
話が堂々巡りして、「この学生さん、何を相談したいのだろう?」と思うことがよくあります。
大学生のみなさんも、他人の話し方の欠点は、よくわかると思うのです。
しかし、自分のこととなると、誰も面と向かって言ってくれませんから、
相手がどう感じているのか、自分では、なかなかわからないのではないでしょうか。
みなさんはこれまで、ひとこと言えば、あとは親や先生が察してくれる
「言葉の世界」で暮らしてきました。
また、人に何事か感想を聞かれても、
「はあ、別に」「ええ、まあ」とつぶやいていれば通用する世界にもいたのです。
しかし今度の、自分の人生を決める「入社面接」では、そうはいきません。
未知の大人と向き合って、ちゃんと話さなければならないのです。
つまり、自分の意思、意見を、相手に、筋道立てて正しく伝える力が必要なのです。
今まで、こうした訓練を受ける機会がなかった大学生には、
どうしても、基礎訓練が必要になります。
受験対話総合研究所では、
5月から、東京大学の新入生を対象にした、
「日本語」実践講座を開講します。
できるように、自分の「ことば」を磨いて育てていきます。
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