こんにちは。
東京大学の新入生のための就職準備「日本語」実践講座でおなじみの
受験対話総合研究所です。
受験対話総合研究所では、
東京大学の新入生のための就職準備「日本語」実践講座の
7月生を募集しています。 6月生は満員になりました
昨日は、東京大学の入学式があり、五神真総長が式辞で、
以下のように述べたそうです。
「ところで、みなさんは毎日、新聞を読みますか?
新聞よりもインターネットやテレビでニュースに触れることが
多いのではないでしょうか。ヘッドラインだけでなく、記事の
本文もきちんと読む習慣を身に付けるべきです」と。
日本の国語教育(入試現代文対策含む)だけを受けてきた学生たちは、
記事の本文を「きちんと読む」の「きちんと」の中身がどういうものなのか、
教わってきていないのです。
だから、五神総長が「きちんと読む習慣を身に付けるべきだ」と言ったのは、
とても大切なことなのですが、新入生たちはピンとこなかったでしょう。
朝日新聞や読売新聞の記者さんたちが、このへんに気づいて、
「~べきだ」という五神真総長の意見について再取材をして、
新入生や親御さんたちに話を聞くと、おもしろい記事が書けるでしょう。
ちなみに、上の写真にある、
『東大入学式 総長「新聞読みますか?」』という見だしの
朝日新聞の記事の本文を、「きちんと読む」とどうなりますか?
大学生のみなさん、試してみてください。
「きちんと読む」の「きちんと」の中身がわからないと…
という声が聞こえてきそうです。
受験対話総合研究所では、20年前から、
東京大学の学生と院生に、「新聞(文章)のきちんとした読み方」を指導しています。
総長の「ことば」を理解するところから、新入生の勉強は始まります!
7月生 東京大学の新入生のための就職準備「日本語」実践講座!
話が堂々巡りして、「この学生さん、何を相談したいのだろう?」と思うことがよくあります。
大学生のみなさんも、他人の話し方の欠点は、よくわかると思うのです。
しかし、自分のこととなると、誰も面と向かって言ってくれませんから、
相手がどう感じているのか、自分では、なかなかわからないのではないでしょうか。
みなさんはこれまで、ひとこと言えば、あとは親や先生が察してくれる
「言葉の世界」で暮らしてきました。
また、人に何事か感想を聞かれても、
「はあ、別に」「ええ、まあ」とつぶやいていれば通用する世界にもいたのです。
しかし今度の、自分の人生を決める「入社面接」では、そうはいきません。
未知の大人と向き合って、ちゃんと話さなければならないのです。
つまり、自分の意思、意見を、相手に、筋道立てて正しく伝える力が必要なのです。
今まで、こうした訓練を受ける機会がなかった大学生には、
どうしても、基礎訓練が必要になります。
受験対話総合研究所では、
7月から、東京大学の新入生を対象にした、
「日本語」実践講座を開講します。
できるように、自分の「ことば」を磨いて育てていきます。
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