早稲田大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座
学習院女子大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座
慶應義塾大学の学生ための就職準備「日本語」実践講座
日本女子大学の学生ための就職準備「日本語」実践講座
お茶の水女子大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座
東京大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座
でおなじみの「受験対話」総合研究所です。
文学部の学生のための就職準備「日本語」実践講座での話!
今日は、文学部一年生の「文章クラス」に、日本史の研究している三年生のサオリさんが手伝いに来てくれました。
日本史のゼミでの活動や「ことば」について、後輩たちに話してくれました。

私は、「歴史」を勉強するおもしろさを知りました!
こんにちは。私のゼミでは「考えないこと」を考える、少し不思議なテーマに取り組んでいます。ゼミは十数人の小さなクラスで、少人数だからこそ、一人ひとりが自分の意見をじっくり話せる雰囲気があります。
私たちの研究の中心は、日本の近現代史。具体的には、明治期の近代天皇制の成立や、戦後の高度経済成長期の工業開発など、さまざまな論文を読み、議論することで、時代の背景や構造を理解しようとしています。論文は難しいですが、何度も読み返すと、個々の出来事が頭の中でつながり、時代を通して共通するパターンや流れが見えてきます。
ゼミでは、現代の出来事も扱います。例えば、十七歳でペルーに渡った女性の話があります。彼女は長い間、日本に行くことを楽しみにしていましたが、高齢になった今、「行くの?」と言われると強く反発し、「日本に、帰るのよ」と叫ぶのです。この小さな出来事から、移住や家族、個人のアイデンティティが歴史の中でどう位置づけられるかを考えるのです。「あたりまえ」と思っていたことを、一歩引いて見直すと、実は深い歴史の背景が隠れていることに気づきます。
私たちのゼミの面白さは、こうした議論の中で、自分が知らなかった視点や考え方に触れられるところです。他の学生が議論で出す意見や表現、眼差しまでも、自分の考えに取り込みながら理解していく――その過程で、自分自身の考え方やアイデンティティも少しずつ形作られていきます。
さらに、近世の出稼ぎ、幕末・維新期の国内移住、戦前・戦後の海外移住、現在の日系人の出稼ぎといったさまざまな人々の歴史を追いながら、自分自身も「小さな移住者」として好奇心をもって学んでいます。こうして時間と空間をつなぎ、歴史の奥行きを感じられるのが、日本史を学ぶ楽しさです。
ゼミでの学びは、ただ知識を得るだけではなく、「考えなかったことを考える」楽しさを教えてくれます。皆さんも、自分だけの興味や疑問を深めて、歴史の面白さを発見してみてください。
大学生は、「大学ノート」を使おう!
私は、研究のための大事な取材の際は、相手の目の前に、大学ノートを広げ、相手に見えるようにメモしています。
相手が2人の時は、左ページに左側の人の発言、右ページには右側の人の発言を記します。
もちろん、私の書いている小さな字が、相手にわかるはずがありません。
第一、相手は逆に見ているわけですから、なおさらです。
しかし、相手は、見ようとすれば見られる。そうした状況をプラスに受け止めてくれることが多いのです。
「自分の言っていることを、いま、メモしてくれている」
「それも、本人に見えるようにして書いているのだから、正しいだろう」と思ってくれます。

これは私の経験ですが、取材者にとっては、とてもありがたいことなのです。
私は、相手の信頼を得ることが、取材の大前提だと思っています。
その上、相手が大事と思って話してくれていることを、たまたま私がメモしなかったら、
必ず「実は、これは、大切な点なのですが…」と言ってくれます。
それで相手が私に伝えたいことや狙いがわかることも多いのです。
相手の目の前で書くメモは、相手の信頼を得るばかりか、思わぬ利点もあるのです。
一年生のみなさんも、今から「メモ」について、自分なりに研究してみてください。
大学生活で何冊の「取材ノート」ができるのか、楽しみになりますよ。
一年生のみなさん、がんばってくださいね!
1月生:早稲田大学の学生のための「マスコミ合格・添削スタート講座」オンライン

●故西村欣也氏 ●元朝日新聞編集委員 ●五輪取材経験7回・プロ野球取材30年
●朝日新聞スポーツ面に、署名入り記事「EYE西村欣也」を20年執筆してきた。
●著書 朝日新聞が伝えたプロ野球(小学館) 神の領域を覗いたアスリート(朝日新書)
●イチロー、王貞治、長嶋茂雄、清水宏保、橋本聖子、ダン・ジャンセン、ボブ・ヘイズなど
有名選手を取材してきました。
「受験対話」総合研究所では、26年前から、西村欣也氏の文章を使って、「大学生のことば」を
育ててきました。大学に入学する前から、「自分のことば」を育てる努力を始めると、就職活動時
に、あなたの「自己PR」を読んだ採用担当者から、「キミに会って、話をしてみたい」と連絡がきます。
マスコミをはじめ一流企業の担当者から、「会って、話をしたい」と言ってもらえるように、西村氏の
文章を使い、君に合わせたカリキュラムで授業を行います。早稲田大学の学生諸君、楽しみにしていて下さい。
【故西村欣也氏からあなたへのメッセージ】
確かに、今はネット時代と言われています。
トランプ大統領のツイートに、世界が右往左往しています。
しかし、ニューヨークタイムズなどは言論で、論陣を張り、世論の支持を得ています。
新聞だけではありません。CNNなども、トランプに「フェークニュース」と呼ばれても、事実を伝えています。
まだマスコミには底力があるのです。
僕は、主にスポーツを取材してきましたが、ニューヨークタイムズの新人記者はまずスポーツ部門に配属されます。
そこに人生が凝縮されているからです。
僕は、朝日新聞で長年、小論文の採点面接をしてきました。(やらされてきました)
マスコミ受験には、特に「書く力」が問われます。
門は狭いですが、今までの経験を生かして、スタートラインにつきたいと思う学生のアシストができれば、と思います。
(故西村欣也氏・記)
■1月生
■個別指導(オンライン) 1回 80分
■費用 スタート講座 入会金:15000円 月謝22000円(消費税込・教材費含)
■まずは、お問い合わせください。


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