わせまちマルシェ「後輩たちに届けたい言葉」(332)

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東京大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

でおなじみの「受験対話」総合研究所です。

目次

薬学部の学生のための就職準備「日本語」実践講座での話!

今日は、薬学部の学生のための「文章クラス」に、薬学部系研究科のレナさんが手伝いに来てくれました。

文章は、あっさりと書き出しましょう!

今日は、一年生のみなさんの、「大学院での研究って、実際には何をしているの?」という疑問にお答えしたいと思います。

まずは、私が所属しているのは「創薬物理化学講座」の紹介です。名前だけ聞くと、「なんだか難しそう」と思うかもしれませんね。でも、研究の目標はとてもシンプルです。病気で苦しむ人の負担を少しでも軽くすること。そのために、私たちは基礎研究に取り組んでいます。

具体的には、「機能性高分子」と呼ばれる特別な性質をもつ材料を自分たちで設計し、合成しています。この高分子は、温度や周りの環境が変わると性質が変化する、いわば「空気を読む材料」です。この性質を利用して、薬を必要な場所に、必要な量だけ届ける「ドラッグデリバリーシステム(DDS)」を開発しています。

たとえば、抗がん剤は効果が高い反面、副作用が強いことで知られていますよね。もし薬をがん細胞の近くだけに届けることができれば、使う量や回数を減らすことができ、患者さんの体への負担も小さくなります。私たちの研究は、まさにそうした未来の医療につながっています。

研究室では、DDSだけでなく、生体を光らせて体の中の様子を調べる「生体可視化プローブ」や、物質を効率よく分ける「分離システム」の開発にも取り組んでいます。これまでに、私たちの研究成果の一部は実際に使われるところまで進んでいます。基礎研究といっても、創薬から臨床まで幅広い分野とつながっているのが、この研究室の大きな特徴です。

もちろん、研究はうまくいくことばかりではありません。ゼロから新しい材料を考え、実験を重ねても、思った通りの結果が出ないことは日常茶飯事です。正直、100回やって1回うまくいくかどうか、という世界です。でも、その1回が成功したときの達成感は、本当に大きいものがあります。

先生方はとても温かく、毎週の研究報告では、実験の相談だけでなく、「将来、研究者になりたいのか」「製薬企業に進みたいのか」「薬剤師を目指すのか」といった一人一人の進路についても、親身にアドバイスしてくださいます。研究室の雰囲気も明るく、昼休みにみんなで運動をしたり、クリスマスパーティーを楽しんだりと、オンとオフの切り替えも大切にしています。

最後に伝えたいのは、「物理化学が苦手でも大丈夫」ということです。私自身も、最初から得意だったわけではありません。でも、研究は「わからないことを面白がる力」があれば、どんどん楽しくなります。研究室は、「研究とは何か」を学ぶ場所です。ここで身につく、失敗しても前向きに考え、挑戦し続ける力は、将来どんな道に進んでも、きっと役に立つはずです。

少しでも、「研究って面白そうだな」と感じてもらえたら、とてもうれしいです。みなさんと、いつか同じ研究室で一緒に実験できる日を楽しみにしています。

「基本にかえる」のは、学ぶ上でとても大切なことだと思います。

私がこの「文章クラス」で教わってきたことで、最も大切だと思っていることを紹介します。

それは、文章を書く上で大切なのは、「書き出し」を学ぶことだということです。

だいたい良い文章は、「起承転結」がはっきりしています。

「書き出し」から「結論」まで、文章の流れや内容の展開にゆるみがなく、まとまっているのです。

その中でも、特に大事なのが「書き出し」なのです。

ものを書くプロでも、書き出しに苦しむといいます。

東京大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座
東京大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

書き出しが決まってしまえば、あとはもう出来たも同然だなどともいわれます。

書く前には、いろいろなことを考えます。あれも書ける、これも書ける。

書くことは、たくさんありますが、さて、何から書き出せばいいか、どうも踏ん切りがつきません。

書き出しの文章を幾通りも、頭の中で書いてみます。

どうも、ピッタリ来ない。書いては崩し、書いては崩ししているうちに、

やっとこれならという文に行き当たります。

いい書き出しは、次の行、その次の行にも、よい影響を与えます。

次、そしてその次が書きやすくなるのです。

書き出しとは、文書を書きやすくする踏み切り台でもあるのです。

書き出しには、誰もが苦労します。

しかし、あまり難しく考えすぎると、書けなくなってしまいます。

あっさりと書き出してください。

そこで、私から一年生のみなさんに「書き出しを考える、よい方法」をひとつ紹介します、

とレナ先輩の話は続きました。

2月生:東京大学の学生のための「マスコミ合格・添削スタート講座」オンライン

元朝日新聞編集委員故西村欣也氏
元朝日新聞編集委員故西村欣也氏

●故西村欣也氏  ●元朝日新聞編集委員  ●五輪取材経験7回・プロ野球取材30年

●朝日新聞スポーツ面に、署名入り記事「EYE西村欣也」を20年執筆してきた。

●著書 朝日新聞が伝えたプロ野球(小学館)  神の領域を覗いたアスリート(朝日新書)

●イチロー、王貞治、長嶋茂雄、清水宏保、橋本聖子、ダン・ジャンセン、ボブ・ヘイズなど

有名選手を取材してきました。

「受験対話」総合研究所では、26年前から、西村欣也氏の文章を使って、「大学生のことば」を

育ててきました。大学に入学する前から、「自分のことば」を育てる努力を始めると、就職活動時

に、あなたの「自己PR」を読んだ採用担当者から、「キミに会って、話をしてみたい」と連絡がきます。

マスコミをはじめ一流企業の担当者から、「会って、話をしたい」と言ってもらえるように、西村氏の

文章を使い、君に合わせたカリキュラムで授業を行います。東京大学の学生諸君、楽しみにしていて下さい。

【故西村欣也氏からあなたへのメッセージ】

確かに、今はネット時代と言われています。

トランプ大統領のツイートに、世界が右往左往しています。

しかし、ニューヨークタイムズなどは言論で、論陣を張り、世論の支持を得ています。

新聞だけではありません。CNNなども、トランプに「フェークニュース」と呼ばれても、事実を伝えています。

まだマスコミには底力があるのです。

僕は、主にスポーツを取材してきましたが、ニューヨークタイムズの新人記者はまずスポーツ部門に配属されます。

そこに人生が凝縮されているからです。

僕は、朝日新聞で長年、小論文の採点面接をしてきました。(やらされてきました)

マスコミ受験には、特に「書く力」が問われます。

門は狭いですが、今までの経験を生かして、スタートラインにつきたいと思う学生のアシストができれば、と思います。

(故西村欣也氏・記)

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