わせまちマルシェ「後輩たちに届けたい言葉」(349)

みなさん、こんにちは。

早稲田大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

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日本女子大学の学生ための就職準備「日本語」実践講座

お茶の水女子大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

東京大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

でおなじみの「受験対話」総合研究所です。

目次

経済学科一年生のための就職準備「日本語」実践講座での話!

今日は、経済学科の一年生の「文章クラス」に、四年生のユイさんが手伝いに来てくれました。

社会保障と雇用政策を学ぶゼミでの活動についてと、「上手な文章」を書くためのポイントを

教えてくれました。

「経済」の勉強は、私たちの暮らしにとても役立ちます!

みなさん、こんにちは。今日は、経済学科の一年生のみなさんに、社会保障と雇用政策を学ぶゼミについて、できるだけ身近に感じてもらえるようにお話ししたいと思います。

経済学というと、景気や株価、企業の利益の話を思い浮かべる人が多いかもしれません。もちろんそれも大事です。でも、私たちの毎日の暮らしに、もっと直接つながっている経済のテーマがあります。それが、社会保障と雇用政策です。これは、いわば、私たちの生活を支える「車の両輪」のようなものです。

たとえば、家族の大黒柱が病気で働けなくなったらどうなるでしょうか。あるいは、失業して収入が急に減ってしまったら。子育てや介護が必要になって、これまで通りに働けなくなることもありますよね。そうした人生のさまざまな不安に対して、生活を支える仕組みが社会保障です。そして、働ける人がきちんと働き、健康で文化的な生活を送れるように支えるのが雇用政策です。この二つは別々の話のようでいて、実は深くつながっています。

このゼミのおもしろさは、そうした大きな問題を、感覚ではなくデータに基づいて考えるところにあります。たとえば、「非正規雇用が増えている」と聞くと、なんとなく大変そうだと感じますよね。でもゼミでは、実際にどの年代で増えているのか、正社員との賃金差はどれくらいか、社会保険の適用にどんな差があるのか、といったことを数字で確かめながら考えていきます。つまり、ニュースで見た話題を「本当の意味で理解する力」が身につくのです。

日本の社会政策はいま、大きく二つの課題に直面しています。一つは、若い世代や現役世代への支えをどう充実させるかということです。もう一つは、増え続ける社会保障費を、どの世代がどのように負担していくのかということです。たとえば、母子世帯の貧困、ワーキング・プア、若い人の非正規雇用の増加などは、決して一部の人だけの問題ではありません。みなさん自身も、将来就職し、家庭を持ち、子育てや介護に向き合うかもしれません。そのとき、社会の制度がどうなっているかは、自分の人生にそのまま関わってきます。

このゼミでは、そうした問題を「遠い社会問題」としてではなく、「自分の生活につながる問題」として考えます。そこがとても大切です。ふだんは当たり前だと思っている「働いて暮らす」「家族を支える」ということが、実はとても繊細な前提の上に成り立っている。そこに気づくと、経済学の見え方が変わります。

そして、このゼミのもう一つの魅力は、研究に本気で向き合う空気があることです。友人から「ユイのゼミって大変そう」と言われることがありますが、これはある意味で当たっています。発表では、文献の読み込みが浅かったり、論理が曖昧だったりすると、教授から鋭い指摘が飛んできます。発表の仕方まで細かく注意されるので、最初はかなり緊張すると思います。

でも、それは厳しいだけではありません。教授の軽妙なお話や、個性豊かなゼミ生たちのおかげで、普段の雰囲気は、むしろ温かいのです。そして、厳しい指導の中で何度も考え直し、調べ直し、発表を繰り返していくうちに、自分でも驚くほど力がついていきます。たとえば、「なんとなくそう思う」で終わらせず、「なぜそう言えるのか」を根拠をもって説明する力が身につくのです。これは就職活動でも役に立ちます。

さらにこのゼミでは、三年生の報告に、四年生がコメントをつける習慣も受け継がれています。教わるだけでなく、先輩が後輩を支え、後輩が先輩の背中を見て学ぶ。そういう学びの循環があるのも魅力です。

一年生のみなさんにお伝えしたいのは、ゼミ選びは「楽そうかどうか」だけで決めないでほしいということです。少し大変でも、自分の見方を深く変えてくれる場所があります。このゼミは、まさにそういう場所です。社会のしくみを知り、自分の暮らしとのつながりを考え、データをもとに本気で議論する。そんな経験をしたい人には、とても魅力的なゼミだと思います。経済学を、数字の勉強ではなく、人の生活を支える学問として学びたい人に、ぜひゼミに遊びに来てほしいと思います。

アウトプットの前に、まずインプットをしよう!

みなさんは、「文章がうまい人」と聞くと、どんな人を思い浮かべるでしょうか。言いたいことがすらすら書ける人、難しい言葉をたくさん書ける人、そんなイメージを持つかもしれません。でも、私は大学生活の中で、文章がうまくなるためにいちばん大切なのは、まず「よい文章を読むこと」だと思っています。

実は、その人の書いた文章を読むと、その人が普段から本を読んでいるかどうかが、かなりはっきり伝わってくるのです。本をよく読んでいる人の文章には、変に力んだところがありません。言葉が自然につながっていて、読んでいて引っかからないのです。背伸びをして難しい言葉を並べているのではなく、自分の中でちゃんと消化された言葉が使われている、そんな感じです。

反対に、あまり本を読んでいない人の文章は、どこかぎこちなくなりがちです。言葉が自分のものになっていないので、文章全体が固く見えるのです。たとえば、友だちに出来事を話すときは生き生きと話せるのに、いざレポートになると急に「本稿では」「考察するにあたり」など、借りてきたような言葉ばかり並べてしまう。すると、書いている本人もだんだん苦しくなってきます。読んでいても面白くありませんし、書いていても面白くないのです。

なぜそうなるのか。理由はとても単純です。面白い文章をあまり読んでいないからです。料理が上手になりたい人が、おいしい料理を知らなければ困るのと同じです。まず「こんなふうに書けたらいいな」と思える文章に出会うことが大切なのです。

では、どんな読み方をすればいいのでしょうか。ただページをめくるだけでは、なかなか力にはなりません。おすすめしたいのは、「この文章はなぜ読みやすいのだろう」と考えながら読むことです。

早稲田大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

たとえば、あるエッセイを読んでいて、思わずその場面が目に浮かんだとします。そのときは、「この人は、何をどのように書いたから情景が見えたのか」を考えてみてください。季節を書いたのか、音を書いたのか、会話を短く入れたのか。逆に、説明が難しい内容なのにすっと頭に入ったなら、「たとえ話の入れ方がうまいのかもしれない」と気づけます。こうして読むと、本はただの読み物ではなく、文章のお手本になります。

私自身、大学に入ったばかりのころは、文章を書くのが得意ではありませんでした。感想文を書いても、どこか平板で、自分で読んでもあまり面白くない。そこで、あるノンフィクション作品を何度も読み返しました。内容がおもしろかったのはもちろんですが、それ以上に、「どうしてこの人の文章は、こんなに引き込まれるのだろう」と考えながら読んだのです。すると、一文が長すぎないこと、大事なところでは言い切ること、抽象的な話の前に具体例を置いていることなど、少しずつコツが見えてきました。その後、自分が文章を書くときにも、自然とその呼吸を意識できるようになりました。

大事なのは、たくさん読むことだけではありません。むしろ、一冊を深く読むことです。「この言い回しはいいな」「この話の運び方はまねしたいな」と思ったら、立ち止まって味わう。必要なら同じページを何度も読む。そうして一冊の本と真剣に向き合うと、その文章のリズムや考え方が少しずつ自分の中に入ってきます。

新入生のみなさんには、ぜひ大学生活のどこかで、「この一冊に出会えてよかった」と思える本を見つけてほしいと思います。そして、その本をただ読み終えるのではなく、なぜ心に残ったのかを考えてみてください。その積み重ねが、ことばを育てます。よい文章を書きたければ、まずよい文章を読むこと。しかも、真剣に読むことです。本と深く向き合った時間は、必ず自分の文章の力になります。これを実感できたことが、私の大学生活での大きな収穫でした。

5月生 わせまちマルシェ「後輩たちに届けたい言葉」(356)

元朝日新聞編集委員故西村欣也氏
元朝日新聞編集委員故西村欣也氏

●故西村欣也氏  ●元朝日新聞編集委員  ●五輪取材経験7回・プロ野球取材30年

●朝日新聞スポーツ面に、署名入り記事「EYE西村欣也」を20年執筆してきた。

●著書 朝日新聞が伝えたプロ野球(小学館)  神の領域を覗いたアスリート(朝日新書)

●イチロー、王貞治、長嶋茂雄、清水宏保、橋本聖子、ダン・ジャンセン、ボブ・ヘイズなど

有名選手を取材してきました。

「受験対話」総合研究所では、26年前から、西村欣也氏の文章を使って、「大学生のことば」を

育ててきました。大学に入学する前から、「自分のことば」を育てる努力を始めると、就職活動時

に、あなたの「自己PR」を読んだ採用担当者から、「キミに会って、話をしてみたい」と連絡がきます。

マスコミをはじめ一流企業の担当者から、「会って、話をしたい」と言ってもらえるように、西村氏の

文章を使い、君に合わせたカリキュラムで授業を行います。早稲田大学の学生諸君、楽しみにしていて下さい。

【故西村欣也氏からあなたへのメッセージ】

確かに、今はネット時代と言われています。

トランプ大統領のツイートに、世界が右往左往しています。

しかし、ニューヨークタイムズなどは言論で、論陣を張り、世論の支持を得ています。

新聞だけではありません。CNNなども、トランプに「フェークニュース」と呼ばれても、事実を伝えています。

まだマスコミには底力があるのです。

僕は、主にスポーツを取材してきましたが、ニューヨークタイムズの新人記者はまずスポーツ部門に配属されます。

そこに人生が凝縮されているからです。

僕は、朝日新聞で長年、小論文の採点面接をしてきました。(やらされてきました)

マスコミ受験には、特に「書く力」が問われます。

門は狭いですが、今までの経験を生かして、スタートラインにつきたいと思う学生のアシストができれば、と思います。

(故西村欣也氏・記)

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