みなさん、こんにちは。
早稲田大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座
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でおなじみの「受験対話」総合研究所です。
早稲田大学法学部の学生のための就職準備「日本語」実践講座での話
本日、早稲田大学法学部の「文章クラス」に、四年生のユウタくんが手伝いに来てくれました。
彼のゼミでの活動と、文章修行について話してくれました。

一年生のみなさんは、「法学部に入ったら、たくさんの法律を覚えなければならない」と思っていませんか。
もちろん、法律を学ぶうえで、条文や判例を理解することは大切です。しかし、法学の面白さは、それだけではありません。
「そもそも法律とは何だろう」「なぜ人はルールに従うのだろう」「昔の社会では、どんな決まりによって人々は暮らしていたのだろう」。
そんなふうに、一度立ち止まって考えてみる。そこに、基礎法学という学問の面白さがあります。
私たちのゼミでは、「日本法制史」という名前を掲げていますが、日本の昔の法律だけを勉強しているわけではありません。西洋の法律や哲学、イスラーム法など、さまざまな本を読みます。そして、毎週、ゼミ生全員で一冊の本を読み、考え、議論します。
例えば、「法律は本当にいつでも正しいのか」という問いが出てきたことがありました。
三年生のタカシ君は、「社会の秩序を守るためには、法律に従うことが大切だ」と言いました。一方で、「時代が変われば、法律そのものを見直さなければならない」と言ったのは、四年生のリサさんでした。
大切なのは、すぐに「正解」を探すことではありません。
「私はこう思う。なぜなら――」と、自分の考えを言葉にしてみる。そして、「なるほど、そんな考え方もあるのか」と、友人の意見に耳を傾ける。すると、一人で本を読んでいるだけでは見えなかった世界が、少しずつ広がっていきます。
これが、ゼミで議論する楽しさです。
もちろん、何を言ってもよいというわけではありません。「なぜ、そう考えたのか」「その考えを支える根拠は何か」と問われます。自由に考えることと、自分の考えに責任を持つこと。その両方を学べるのが、ゼミという場所なのです。
私たちのゼミは少人数です。だからこそ、一人ひとりが「聞いているだけ」で終わることはありません。自分の興味から出発した問いを仲間に投げかけ、それについて全員で考えることができます。
最初は、自分の意見を言うのが怖いかもしれません。「こんなことを言って、間違っていたらどうしよう」と思うこともあるでしょう。でも、そこから始めればいいのです。
思いついたことを、まず言葉にしてみる。
そして、その言葉を仲間との議論の中で磨いていく。
ゼミとは、知識を一方的に受け取る場所ではありません。自分の頭で考え、誰かと意見を交わし、ときには自分の考えが変わることを楽しむ場所です。
「正解はひとつじゃない」。
そんな自由な問いから始まり、仲間との議論を通して、自分だけの考えを深めていく。
法学には、条文や判例を学ぶ面白さがあります。そしてその一方で、「法とは何か」「社会とは何か」を自由に考える面白さもあります。
皆さんもぜひ、ゼミという学びの場で、自分だけの「問い」を見つけてみてください。きっとそこには、講義を聞いているだけでは出会えない、新しい学問の楽しさが待っているはずです。
十の材料を「倍」に生かす工夫が大切です!
大学に入学してから、ずっとこのクラスで文章修行をしてきました。なぜか。
だって、法律は「ことば」の理解、解釈だからです。
法律で食っていこうと考えている法学部生には必修科目です。今日はみなさんに「書くこと」について話します。
文章を書き始めると、今でも、取材不足を痛感することがよくあります。
あるテーマで、数人の人に会い、話を聞いて帰ってくる。頭の中で、文章の輪郭を描く。
うん、大丈夫だ。データに不足はない。
ところが、いざ書き始めると「しまった。あの人に、この点を確かめておくんだった」
「時間をとってもらい、やっと会えたのに、質問の角度をまちがった」と思い知らされる。
時間をかけて、丹念に取材してきたつもりでも、そうなのです。
「取材して、そのあと書く」というのがいつもの順番ですが、書き始めてから取材不足に気づくというのが、
はずかしながら実情だから困ります。

普通、文章作法というと、どう表現するか、材料をどうこなしていくのかが勉強の中心になります。
中心どころか、そこに限られてしまっているといっていいかもしれません。
しかし、本当は、その前が大事なのです。
仮に、「十」の値打ちのある材料があるとします。
それを三とか五にしか生かせないとすると、これはもったいない。
材料の生かし方を、勉強しなければなりません。
材料を「生かす」とか「生かさない」というと、何か料理の材料を連想するかもしれません。
実際、似たところも多いのです。ところが、決定的に異なるところがあります。
手に入れた料理の材料は、それ自体が変化することはありません。
しかし文章の材料は、筆者の心がけで、大きくしていけるのです。
十の値打ちのものに、新たに二、三を取材して加えることによって、
十五、二十と豊かな魅力的な原稿にすることができるのです。
と言って、自分の体験を語り始めました。
ユウタくんの「後輩たちに届けたい言葉」は、ここから始まりました!
10月生 早稲田大学の学生のためのジャーナリスト養成講座(オンライン)

●故西村欣也氏 ●元朝日新聞編集委員 ●五輪取材経験7回・プロ野球取材30年
●朝日新聞スポーツ面に、署名入り記事「EYE西村欣也」を20年執筆してきた。
●著書 朝日新聞が伝えたプロ野球(小学館) 神の領域を覗いたアスリート(朝日新書)
●イチロー、王貞治、長嶋茂雄、清水宏保、橋本聖子、ダン・ジャンセン、ボブ・ヘイズなど
有名選手を取材してきました。
「受験対話」総合研究所では、26年前から、西村欣也氏の文章を使って、「大学生のことば」を
育ててきました。大学に入学する前から、「自分のことば」を育てる努力を始めると、就職活動時
に、あなたの「自己PR」を読んだ採用担当者から、「キミに会って、話をしてみたい」と連絡がきます。
マスコミをはじめ一流企業の担当者から、「会って、話をしたい」と言ってもらえるように、西村氏の
文章を使い、君に合わせたカリキュラムで授業を行います。早稲田大学の学生諸君、楽しみにしていて下さい。
【故西村欣也氏からあなたへのメッセージ】
確かに、今はネット時代と言われています。
トランプ大統領のツイートに、世界が右往左往しています。
しかし、ニューヨークタイムズなどは言論で、論陣を張り、世論の支持を得ています。
新聞だけではありません。CNNなども、トランプに「フェークニュース」と呼ばれても、事実を伝えています。
まだマスコミには底力があるのです。
僕は、主にスポーツを取材してきましたが、ニューヨークタイムズの新人記者はまずスポーツ部門に配属されます。
そこに人生が凝縮されているからです。
僕は、朝日新聞で長年、小論文の採点面接をしてきました。(やらされてきました)
マスコミ受験には、特に「書く力」が問われます。
門は狭いですが、今までの経験を生かして、スタートラインにつきたいと思う学生のアシストができれば、と思います。
(故西村欣也氏・記)
■10月生
■個別指導(オンライン) 1回 80分
■費用 スタート講座 入会金:15000円 月謝22000円(消費税込・教材費含)
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