わせまちマルシェ「後輩たちに届けたい言葉」(369)

みなさん、こんにちは。

早稲田大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

学習院大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

慶應義塾大学の学生ための就職準備「日本語」実践講座

日本女子大学の学生ための就職準備「日本語」実践講座

お茶の水女子大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

東京大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

でおなじみの「受験対話」総合研究所です。

目次

早稲田大学法学部の学生のための就職準備「日本語」実践講座での話

本日、早稲田大学法学部の「文章クラス」に、四年生のユウタくんが手伝いに来てくれました。

彼のゼミでの活動と、文章修行について話してくれました。

「ゼミ」の楽しさを、一年生のみなさんに伝えたかった!

一年生のみなさんは、「法学部に入ったら、たくさんの法律を覚えなければならない」と思っていませんか。

もちろん、法律を学ぶうえで、条文や判例を理解することは大切です。しかし、法学の面白さは、それだけではありません。

「そもそも法律とは何だろう」「なぜ人はルールに従うのだろう」「昔の社会では、どんな決まりによって人々は暮らしていたのだろう」。

そんなふうに、一度立ち止まって考えてみる。そこに、基礎法学という学問の面白さがあります。

私たちのゼミでは、「日本法制史」という名前を掲げていますが、日本の昔の法律だけを勉強しているわけではありません。西洋の法律や哲学、イスラーム法など、さまざまな本を読みます。そして、毎週、ゼミ生全員で一冊の本を読み、考え、議論します。

例えば、「法律は本当にいつでも正しいのか」という問いが出てきたことがありました。

三年生のタカシ君は、「社会の秩序を守るためには、法律に従うことが大切だ」と言いました。一方で、「時代が変われば、法律そのものを見直さなければならない」と言ったのは、四年生のリサさんでした。

大切なのは、すぐに「正解」を探すことではありません。

「私はこう思う。なぜなら――」と、自分の考えを言葉にしてみる。そして、「なるほど、そんな考え方もあるのか」と、友人の意見に耳を傾ける。すると、一人で本を読んでいるだけでは見えなかった世界が、少しずつ広がっていきます。

これが、ゼミで議論する楽しさです。

もちろん、何を言ってもよいというわけではありません。「なぜ、そう考えたのか」「その考えを支える根拠は何か」と問われます。自由に考えることと、自分の考えに責任を持つこと。その両方を学べるのが、ゼミという場所なのです。

私たちのゼミは少人数です。だからこそ、一人ひとりが「聞いているだけ」で終わることはありません。自分の興味から出発した問いを仲間に投げかけ、それについて全員で考えることができます。

最初は、自分の意見を言うのが怖いかもしれません。「こんなことを言って、間違っていたらどうしよう」と思うこともあるでしょう。でも、そこから始めればいいのです。

思いついたことを、まず言葉にしてみる。

そして、その言葉を仲間との議論の中で磨いていく。

ゼミとは、知識を一方的に受け取る場所ではありません。自分の頭で考え、誰かと意見を交わし、ときには自分の考えが変わることを楽しむ場所です。

「正解はひとつじゃない」。

そんな自由な問いから始まり、仲間との議論を通して、自分だけの考えを深めていく。

法学には、条文や判例を学ぶ面白さがあります。そしてその一方で、「法とは何か」「社会とは何か」を自由に考える面白さもあります。

皆さんもぜひ、ゼミという学びの場で、自分だけの「問い」を見つけてみてください。きっとそこには、講義を聞いているだけでは出会えない、新しい学問の楽しさが待っているはずです。

十の材料を「倍」に生かす工夫が大切です!

大学に入学してから、ずっとこのクラスで文章修行をしてきました。なぜか。

だって、法律は「ことば」の理解、解釈だからです。

法律で食っていこうと考えている法学部生には必修科目です。今日はみなさんに「書くこと」について話します。

文章を書き始めると、今でも、取材不足を痛感することがよくあります。

あるテーマで、数人の人に会い、話を聞いて帰ってくる。頭の中で、文章の輪郭を描く。

うん、大丈夫だ。データに不足はない。

ところが、いざ書き始めると「しまった。あの人に、この点を確かめておくんだった」

「時間をとってもらい、やっと会えたのに、質問の角度をまちがった」と思い知らされる。

時間をかけて、丹念に取材してきたつもりでも、そうなのです。

「取材して、そのあと書く」というのがいつもの順番ですが、書き始めてから取材不足に気づくというのが、

はずかしながら実情だから困ります。

早稲田大学の学生ための就職準備「日本語」実践講座
早稲田大学の学生ための就職準備「日本語」実践講座

普通、文章作法というと、どう表現するか、材料をどうこなしていくのかが勉強の中心になります。

中心どころか、そこに限られてしまっているといっていいかもしれません。

しかし、本当は、その前が大事なのです。

仮に、「十」の値打ちのある材料があるとします。

それを三とか五にしか生かせないとすると、これはもったいない。

材料の生かし方を、勉強しなければなりません。

材料を「生かす」とか「生かさない」というと、何か料理の材料を連想するかもしれません。

実際、似たところも多いのです。ところが、決定的に異なるところがあります。

手に入れた料理の材料は、それ自体が変化することはありません。

しかし文章の材料は、筆者の心がけで、大きくしていけるのです。

十の値打ちのものに、新たに二、三を取材して加えることによって、

十五、二十と豊かな魅力的な原稿にすることができるのです。

と言って、自分の体験を語り始めました。

ユウタくんの「後輩たちに届けたい言葉」は、ここから始まりました!

10月生 早稲田大学の学生のためのジャーナリスト養成講座(オンライン)

元朝日新聞編集委員故西村欣也氏
元朝日新聞編集委員故西村欣也氏

●故西村欣也氏  ●元朝日新聞編集委員  ●五輪取材経験7回・プロ野球取材30年

●朝日新聞スポーツ面に、署名入り記事「EYE西村欣也」を20年執筆してきた。

●著書 朝日新聞が伝えたプロ野球(小学館)  神の領域を覗いたアスリート(朝日新書)

●イチロー、王貞治、長嶋茂雄、清水宏保、橋本聖子、ダン・ジャンセン、ボブ・ヘイズなど

有名選手を取材してきました。

「受験対話」総合研究所では、26年前から、西村欣也氏の文章を使って、「大学生のことば」を

育ててきました。大学に入学する前から、「自分のことば」を育てる努力を始めると、就職活動時

に、あなたの「自己PR」を読んだ採用担当者から、「キミに会って、話をしてみたい」と連絡がきます。

マスコミをはじめ一流企業の担当者から、「会って、話をしたい」と言ってもらえるように、西村氏の

文章を使い、君に合わせたカリキュラムで授業を行います。早稲田大学の学生諸君、楽しみにしていて下さい。

【故西村欣也氏からあなたへのメッセージ】

確かに、今はネット時代と言われています。

トランプ大統領のツイートに、世界が右往左往しています。

しかし、ニューヨークタイムズなどは言論で、論陣を張り、世論の支持を得ています。

新聞だけではありません。CNNなども、トランプに「フェークニュース」と呼ばれても、事実を伝えています。

まだマスコミには底力があるのです。

僕は、主にスポーツを取材してきましたが、ニューヨークタイムズの新人記者はまずスポーツ部門に配属されます。

そこに人生が凝縮されているからです。

僕は、朝日新聞で長年、小論文の採点面接をしてきました。(やらされてきました)

マスコミ受験には、特に「書く力」が問われます。

門は狭いですが、今までの経験を生かして、スタートラインにつきたいと思う学生のアシストができれば、と思います。

(故西村欣也氏・記)

■10月生 

■個別指導(オンライン)  1回 80分

■費用    スタート講座 入会金:15000円   月謝22000円(消費税込・教材費含)

■まずは、お問い合わせください。

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