わせまちマルシェ「後輩たちに届けたい言葉」(321)

早稲田大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

学習院女子大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

慶應義塾大学の学生ための就職準備「日本語」実践講座

日本女子大学の学生ための就職準備「日本語」実践講座

お茶の水女子大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

東京大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

でおなじみの「受験対話」総合研究所です。

目次

経済学科の学生のための就職準備「日本語」実践講座での話

今日は、経済学科の四年生のワコさんが、一年生の「文章クラス」に手伝いに来てくれて、

ゼミの話と「読書会」について話をしてくれました。

この「文章クラス」の仲間たちと、「読書会」をするといいですよ!

みなさん、こんにちは。経済学科四年のワコです。今日は、一年生のみなさんに、私のゼミがどんな場所なのかお話ししますね。

まず、私のゼミのキーワードは「メカニズムデザイン」です。少し難しそうな言葉ですよね。でも、考え方は意外と身近なんです。たとえば、「どうすればオークションで物が一番高く売れるのか」「どうすれば腎移植を必要とする人に、より多くの臓器が行き渡るのか」「選挙で、みんなの本当の意見をどうやって正確に集めるのか」。こうした“制度の作り方”を、経済学の道具を使って考えるのがメカニズムデザインです。いわば、社会のルールを設計する経済学ですね。

このゼミは、34人という大所帯で、正解のないところから、ゼミの形そのものをみんなで作ってきました。試行錯誤の連続ですが、その分「自分たちがゼミを作っている」という実感があります。

教授の指導も、とても気に入っています。教授は、私たちと同じ目線で議論に参加してくださいます。ただし、発表となると話は別。「神は細部に宿る」という言葉通り、内容だけでなく、板書の書き方や話し方まで細かくチェックが入ります。でも不思議なことに、厳しい指導の中で、「考える力」「伝える力」が確実に鍛えられていきます。

また、教室の外でもゼミ生は本気です。ゼミ対抗のバレーボール大会には、教授も一緒に参加します。研究にも教育にも、そしてゼミ生一人ひとりにも本気で向き合ってくださる教授だからこそ、私たちも「応えたい」と思えるんです。

ゼミ生の雰囲気を一言で言うと、「元気で個性的」。教授が「動物園みたいだ」とおっしゃるほどです。でも、みんな共通して持っているのは、「できると思って挑戦する力」です。その結果、気づいたら本当にできるようになっている。そんな経験を何度もしてきました。

教授が私たちに期待しているのは、単位を取ることではありません。「命がけの跳躍」、つまり知性のレベルを一段階引き上げることです。このゼミは、その挑戦ができる場所です。

もしみなさんが、「社会の仕組みを根本から考えてみたい」「難しいけれどワクワクする学びをしたい」と思っているのなら

ぜひ、私のゼミに入ってください。お待ちしています。

「読書会」のススメ

読書の方法に関することで、お話しておきたいのは、「読書会」の存在です。

読書はもともと個人的な作業ですよね。だからグループを作って、みんなが同じ本を読む

などは愚かなことだ、自分一人でどんどん読み進んで行けばよいのだ、という意見も多いと思います。

しかし、私は、中身の充実という立場から見て、「読書会」も案外メリットがあるのではないかと

思っています。

早稲田大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座
早稲田大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

読書は、もちろん個人的で孤独な行為ですが、それだけに、とかく自分の好みの分野に偏りがちで、

広い範囲で、書物を選ぶことがなかなかできにくいのです。

ところが、「読書会」のようなグループに入っていると、いやでも決められた本を読まなくてはなりません。

一人だけでいては、考えもつかないような良書にめぐり会える機会もあります。

「読書会」はまた、読み終わったあとで、みんなが読後感を語り合うということが目的の一つになっています。

実は、これが大きなメリットなのです。同じ本を読んでも、読者の受けた印象は、それぞれ違います。

こういう会合に出て、自分とはまったく逆の考え方や見方をする人を知るのも、大変ためになります。

また、自分が感想を述べる際には、いかにして気の利いた文句をしゃべり、他の人々の共感を得るか、

色々内容をねり、表現方法を考えなければなりません。

いつもの場所に集合しました。(大隈講堂横)
「読書会」は、いつもの場所で行います。(大隈講堂横のカフェ)

これは、そのまま文章を書くことに通ずる効果で、一人での読書では得られないものです。

同時にこういう話し合いは、先にお話ししたように、知的内容について語り合うことであり、

「だべり」の効用も得られるメリットがあります。

ただ、この際、注意したいのは、読書会」には、誰か適当な指導者またはリーダー的人物が

必要です。これを欠くと、本の選び方がうまくいかなくなったり、せっかくの話し合いも、

単なるおしゃべりになってしまって、知的な充実の効果はあまり上がりません。

「読書会」活動を、自分の文章のトレーニングの場として大いに活用するといいですよ。

一年生のみなさん、がんばってくださいね!

1月生:早稲田大学の学生のための「マスコミ合格・添削スタート講座」オンライン

元朝日新聞編集委員故西村欣也氏
元朝日新聞編集委員故西村欣也氏

●故西村欣也氏  ●元朝日新聞編集委員  ●五輪取材経験7回・プロ野球取材30年

●朝日新聞スポーツ面に、署名入り記事「EYE西村欣也」を20年執筆してきた。

●著書 朝日新聞が伝えたプロ野球(小学館)  神の領域を覗いたアスリート(朝日新書)

●イチロー、王貞治、長嶋茂雄、清水宏保、橋本聖子、ダン・ジャンセン、ボブ・ヘイズなど

有名選手を取材してきました。

「受験対話」総合研究所では、26年前から、西村欣也氏の文章を使って、「大学生のことば」を

育ててきました。大学に入学する前から、「自分のことば」を育てる努力を始めると、就職活動時

に、あなたの「自己PR」を読んだ採用担当者から、「キミに会って、話をしてみたい」と連絡がきます。

マスコミをはじめ一流企業の担当者から、「会って、話をしたい」と言ってもらえるように、西村氏の

文章を使い、君に合わせたカリキュラムで授業を行います。早稲田大学の学生諸君、楽しみにしていて下さい。

【故西村欣也氏からあなたへのメッセージ】

確かに、今はネット時代と言われています。

トランプ大統領のツイートに、世界が右往左往しています。

しかし、ニューヨークタイムズなどは言論で、論陣を張り、世論の支持を得ています。

新聞だけではありません。CNNなども、トランプに「フェークニュース」と呼ばれても、事実を伝えています。

まだマスコミには底力があるのです。

僕は、主にスポーツを取材してきましたが、ニューヨークタイムズの新人記者はまずスポーツ部門に配属されます。

そこに人生が凝縮されているからです。

僕は、朝日新聞で長年、小論文の採点面接をしてきました。(やらされてきました)

マスコミ受験には、特に「書く力」が問われます。

門は狭いですが、今までの経験を生かして、スタートラインにつきたいと思う学生のアシストができれば、と思います。

(故西村欣也氏・記)

■1月生

■個別指導(オンライン)  1回 80分

■費用    スタート講座 入会金:15000円   月謝22000円(消費税込・教材費含)

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