わせまちマルシェ「後輩たちに届けたい言葉」(26)

 
 

 

こんにちは。

早稲田大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

慶應義塾大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

上智大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

でおなじみの受験対話総合研究所です。

 

 

元朝日新聞編集委員 西村欣也氏

元朝日新聞編集委員 西村欣也氏

 

 

受験対話総合研究所では、

早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学の学生のための

「西村欣也のマスコミ合格・添削講座」を開講しました。

 

講師は、「朝日新聞に西村あり」と言われた、

名コラムニストの元朝日新聞編集委員・西村欣也氏です。

西村氏が、「デスク」になり、

キミの文章を添削して、マスコミ合格へと導きます。

 

※現在は、早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学の学生のための

「マスコミ合格・添削スタート講座」が開講しています。

スタート講座は、受験対話総合研究所の主席研究員が担当します。

学生たちに、基礎的な勉強をしてもらってから、西村氏の指導を受けてもらいます。

※現在コロナウィルス感染拡大防止のため、対面授業はすべてお休みしています。

※添削スタート講座(通信)は開講しています。

 

 

早稲田大学の後輩たちが読んでいる本

早稲田大学の後輩たちが読んでいる本

 

 

昨年の6月から、早稲田大学のОB・ОGのみなさんから送られてくる文章の添削を始めました。

テーマは、「先輩のみなさん、いま後輩たちに言っておきたいことはありませんか?」です。

前回、このページで紹介した内容について、キー局の幹部である先輩が、後輩たちに届けて

ほしいと、文章を寄せてくれました。

ご本人の承諾を得ましたので、抜粋したものをここに紹介いたします

 

 

早稲田大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

早稲田大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

 

 

■「小学校5年生の国語の教科書から」(前回紹介した文章の一部です)

 

小学校五年生の教科書に、

下村健一氏の『想像力のスイッチを入れよう』という文章がある。

 

下村氏は、以下のように述べています。

「さらに大切なのは、メディアが伝えたことについて冷静に

見直すだけでなく、伝えていないことについても想像力を

働かせることである。

メディアは、ある出来事の特定の部分にスポットライトを当てて、

わたしたちに情報を伝えている。

明るいスポットライトの周囲には、必ず、見えない暗がりが出来る。

その暗がりに、『何が隠れているかな』と想像することも大切だ」

 

 

早稲田大学オープンキャンパス

早稲田大学オープンキャンパス

 

 

「メディアが伝えたことについて冷静に見直すだけでなく、

伝えていないことについても想像力を働かせること。

明るいスポットライトの周囲には、必ず、見えない暗がりが出来る。

その暗がりに、『何が隠れているかな』と想像することも大切だ」

という下村氏の意見に、キー局の幹部である先輩は、

早大生たちに、以下のように問いかけていました。

 

 

学生たちとおしゃべりを楽しむ喫茶店

学生たちとおしゃべりを楽しむ喫茶店

 

 

下村健一氏が述べていることは、そのとおりだ。

たとえばキミたちは、テレビで国会中継を見ていて、できることなら国会に

飛んで行って、質問してみたいと思ったことはないか?

「あなたが使ったその言葉は、どんな意味ですか?言葉の定義をしてください」と。

そんなことを質問する議員は、一人もいない。

意味がわからないまま、台本にあるようなやり取りだけが進んでいく。

 

「はじめに言葉ありき」は、政治家も記者も忘れてはならない。

政治家は、聞く者(国民)がわかるように語らなければいけない。

 

記者は、読者や視聴者がわかるように話したり、書いたりしなければならない。

そのために記者は、質問(取材)をする。

自分の目と耳で確かめた事実を基に、読者にわかるように

記事を書いているはずなのだが…

しかし、下村氏は、

「伝えていないこと」がある、受け手が想像力を働かせるべきだと述べている。

つまり、受け手の方が賢くならないといけないのだ。

読者や視聴者が想像力を働かせると、記事の中にある「伝えていない」ことが

あることに気がつくと言っているのだ。

では、想像力を働かせて読んで、「伝えていない」内容を見つけたら、

その後、どうしたらいいと、学生諸君は思いますか?

「なぜ記者は、伝えなかったのか?」

記者は、知っていたのにわざと書かなかった(伝えなかった)のか?

それは、なぜか?

それとも、本当に知らなかったのか? デスクとの確認作業はどうなっていたのか?

 

読者や視聴者からのこういう鋭い質問に、誠意をもって調査し、正確(正直)

に答えてくれる会社は、いい会社です。新聞社にとって読者はお客様です。

放送局にとって視聴者はお客様なのです。このことを忘れていない会社だからです。

 

後輩諸君、企業研究の基本もここにある。自分の目と耳で、確かめてみてください。

君たちの勉強になるとともに、企業側も大切なことを思い出す機会になると思います。

 

 

 

※ スタート講座(※現在はお休みしています)では、

学生たちの「考える力」「表現する力」「想像する力」「創造する力」を育てています。

ここから「大学教育を受ける準備」を始めると、3年後には、

指導教授から「キミ、大学に残ってくれませんか」と言われたり、

企業の採用担当者から「ぜひ会って、キミと話がしてみたい」と言われるようになります。

 

先輩たちに続け!

 

 

■【早稲田大学の学生のための就職準備「日本語」添削スタート講座」】

早稲田大学にお子さんを通わせているお父様、お母様。

お子さんの話を聞いていて、

「ウチの子、『自分のことば』としての日本語と、格闘したことがないのではないか?」

と思ったら、ぜひ、この講座の受講を勧めてあげてください。

社会人になるお子さんに、これから一番役に立つ技術の「贈り物」になるはずです。

 

 

NHK、テレビ朝日、日本テレビ、TBS、フジテレビ、

朝日新聞社、読売新聞社、毎日新聞社、新潮社、集英社、講談社

電通、博報堂などマスコミで、「いい仕事がしたい」と思っている

早稲田大学の学生、集まれ!

 

■[教材]

① 朝日新聞が伝えたプロ野球(小学館)   西村欣也著

② 神の領域を覗いたアスリート(朝日新書) 西村欣也著

 

■[場所]

・西早稲田(新宿区)

 

■[時間]

・120分

 

■[受講料] スタート講座 1カ月 12000円(消費別・テキスト代込み)

 

 

■【早稲田大学にお子さんが通っているご父兄の方々へ】

今の大学生たちは、ほとんど新聞を読んできていないと思います。

(読んでいたとしても、「何を」「どのように」読んでいたのかが問題です)

きっと学生たちは、朝日新聞で20年続いた、署名入り人気コラム『EYE 西村欣也』

のことも知らないでしょう。お子さんに、この講座への参加を勧められるのは、

新聞を読んでこられた、お父様、お母様しかいません。

お子さんが普段話している内容を聞いて、少しでも「不安」を感じることが

ありましたら、この講座の受講を勧めてあげてください。

大学生たちが、これまで育ててこなかった能力を育てるのも、この講座の目的です。

 

 

※【大学の就職部(キャリアセンター)及び、高校の進路指導の先生方へ】

講演や講座の依頼、お問い合わせは、メールでお願いいたします。

授業中は、電話での対応が難しいので、ご面倒をおかけいたします。

よろしくお願いいたします。

 

 

1月:早稲田大学の学生のための「マスコミ合格・添削スタート講座」オンライン

元朝日新聞編集委員故西村欣也氏
元朝日新聞編集委員故西村欣也氏

●故西村欣也氏  ●元朝日新聞編集委員  ●五輪取材経験7回・プロ野球取材30年

●朝日新聞スポーツ面に、署名入り記事「EYE西村欣也」を20年執筆してきた。

●著書 朝日新聞が伝えたプロ野球(小学館)  神の領域を覗いたアスリート(朝日新書)

●イチロー、王貞治、長嶋茂雄、清水宏保、橋本聖子、ダン・ジャンセン、ボブ・ヘイズなど

有名選手を取材してきました。

「受験対話」総合研究所では、26年前から、西村欣也氏の文章を使って、「大学生のことば」を

育ててきました。大学に入学する前から、「自分のことば」を育てる努力を始めると、就職活動時

に、あなたの「自己PR」を読んだ採用担当者から、「キミに会って、話をしてみたい」と連絡がきます。

マスコミをはじめ一流企業の担当者から、「会って、話をしたい」と言ってもらえるように、西村氏の

文章を使い、君に合わせたカリキュラムで授業を行います。早稲田大学の学生諸君、楽しみにしていて下さい。

【故西村欣也氏からあなたへのメッセージ】

確かに、今はネット時代と言われています。

トランプ大統領のツイートに、世界が右往左往しています。

しかし、ニューヨークタイムズなどは言論で、論陣を張り、世論の支持を得ています。

新聞だけではありません。CNNなども、トランプに「フェークニュース」と呼ばれても、事実を伝えています。

まだマスコミには底力があるのです。

僕は、主にスポーツを取材してきましたが、ニューヨークタイムズの新人記者はまずスポーツ部門に配属されます。

そこに人生が凝縮されているからです。

僕は、朝日新聞で長年、小論文の採点面接をしてきました。(やらされてきました)

マスコミ受験には、特に「書く力」が問われます。

門は狭いですが、今までの経験を生かして、スタートラインにつきたいと思う学生のアシストができれば、と思います。

(故西村欣也氏・記)

■1月   添削回数・8回

■個別指導(オンライン)  1回 80分

■費用   スタート講座 月謝22000円(消費税込・教材費含)

■まずは、お問い合わせください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

目次