わせまちマルシェ「後輩たちに届けたい言葉」(358)

みなさん、こんにちは。

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でおなじみの「受験対話」総合研究所です。

目次

大学院で「経営学」を研究している学生が、学部の一年生に話をしてくれました!

今日は、大学院で「経営学」を研究している四年生のユキさんが、「文章クラス」の手伝いに来てくれました。

「どんなリーダーシップが安全意識を高めるのか」これが私の研究テーマです。

みなさん、こんにちは。今日は「自分のテーマを持って学ぶことの面白さ」について、私の経験をお話しします。

大学に入ると、「何を勉強すればいいのか」と迷う人は少なくありません。授業を受けて単位を取ることももちろん大切ですが、それだけだと、どこか受け身の学びになりがちです。そこで大事になるのが、「自分は何を知りたいのか」という問いを持つことです。

私の場合、その問いは「チームをうまく動かすリーダーとはどんな存在か」というものでした。きっかけは、長年続けてきたバスケットボールです。キャプテンとしてチームをまとめる中で、「なぜうまくいくチームと、そうでないチームがあるのだろう」と何度も考えました。実力では勝てない相手に勝てた経験もあれば、逆に思うようにいかず悔しい思いをしたこともあります。さらに、仲間が途中で辞めてしまうという出来事もありました。

こうした経験は、ただの思い出で終わらせることもできます。でも私は、「なぜこうなったのか」と考え続けました。そして大学2年生のとき、図書館で出会った一冊の本が、その問いに名前を与えてくれました。それが「組織行動論」という学問です。そこには、チームの動き方やリーダーの役割が理論として整理されていました。「自分が悩んできたことは、学問として研究されているんだ」と気づいた瞬間でした。

ここから学びは一気に面白くなりました。自分の経験と学問がつながると、授業の内容が「試験のための知識」ではなく、「自分の疑問を解くヒント」に変わるからです。私はさらに学びたいと思い、アメリカの大学に一年間留学し、ディスカッションやプレゼンを重ねながら理解を深めてきました。

現在は、「安全な職場づくり」というテーマで研究をしています。少し身近な例で考えてみます。アルバイト先で、「今日はとにかく忙しいから、急いで」と言われたことはありませんか。そのとき、急ぐことばかりに意識が向くと、ミスや事故が起きやすくなりますよね。本来は「安全に、確実に」が大切なのに、目の前の数字や成果に引っ張られてしまうのです。

これは企業の現場でも同じです。だからこそ、「どうすれば人は安全を大切にできるのか」という問題が生まれました。ここで鍵になるのがリーダーの存在です。たとえば、上司が日頃から「安全第一」を具体的な行動で示し、部下の小さな気づきにも耳を傾ける職場では、安全意識が高まりやすい。一方で、結果だけを強く求める環境では、安全は後回しになりがちです。

私はこの違いを明らかにするために、実際の工場を訪ね、働く人たちに話を聞き、アンケートを集めて分析しています。こうして得られたデータから、「どんなリーダーシップが安全意識を高めるのか」を探っているのです。

研究というと難しく感じるかもしれませんが、出発点はとてもシンプルです。「なぜだろう」と思う気持ちです。そして、その問いに対して、自分なりに調べ、考え、確かめていく。この過程そのものが、とても面白く、充実した時間になります。

みなさんにも、ぜひ自分のテーマを見つけてほしいと思います。それは大きなものでなくてもかまいません。「なぜあの店は人気なのか」「どうしてこのサークルはうまくいっているのか」そんな身近な疑問でいいのです。その問いを大切に育てていくと、学びはぐっと深くなります。

そしていつか、その問いへの答えが、誰かの役に立つかもしれません。かつての私がそうだったように、悩んでいる誰かの助けになる。そこに、研究の大きな魅力があります。ぜひ大学生活の中で、「自分だけの問い」を見つけ、その探究を楽しんでみてください。

あなた自身の言葉をつくり、読む人の心に届く文章を書きましょう!

今日は「文章を書く力」と「日常の生き方」の関係についてお話しします。

文章を書くというと、「うまい言い回し」や「難しい言葉」を思い浮かべる人も多いかもしれません。もちろん、そうした技術も大切です。ただ、それ以上に大切なものがあります。それが「人間の中身」です。

たとえば、ラブレターを想像してみてください。特別に文章の訓練を受けていなくても、好きな人に思いを伝えたいとき、人は自然と文章を書きますよね。あるいは、悔しいことや腹が立つことがあったとき、誰かに伝えたくて、思わず長いメッセージを書いてしまうこともあるでしょう。こういうとき、多少言葉が拙くても、読み手の心に強く届きます。なぜでしょうか。それは、「中身」が詰まっているからです。

では、特別な感情がない、落ち着いた日常の中ではどうでしょうか。実は、ここが一番大切なポイントです。日常の中で、どれだけ物事をよく見て、感じて、考えているか。それが文章の質を決めていきます。

慶應義塾大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

たとえば、道ばたに咲いている小さな花を見たとき、「きれいだな」で終わる人もいれば、「昨日はつぼみだったのに、今日は開いている。季節が進んでいるんだな」と感じる人もいます。あるいは、友人が元気がなさそうなときに、「どうしたの?」と声をかけるだけでなく、「何かあったのかな」と相手の立場を想像できる人もいます。

こうした「気づく力」や「思いやる力」を、私たちは「感性」や「デリカシー」と呼びます。デリカシーとは、簡単に言えば「細やかな気配り」と「繊細に感じ取る力」のことです。この力が豊かな人ほど、文章にも深みが出ます。なぜなら、書く内容そのものが豊かだからです。

逆に、どれだけ文章の技術を学んでも、書くべき中身がなければ、読んでいて心に残る文章にはなりません。つまり、文章修行とは、単に書き方を学ぶことではなく、「どう生きるか」を考えることでもあるのです。

ここで一つ、具体的な習慣を紹介します。毎日、ほんの少しでいいので、「今日気づいたこと」をメモしてみてください。「電車で席を譲る人を見て、あたたかい気持ちになった」「コンビニの店員さんの一言で気分がよくなった」など、どんな小さなことでも構いません。こうした積み重ねが、あなたの中身を少しずつ豊かにしていきます。

そして、もう一つ大切なことがあります。それは、「書くことによって中身も育つ」ということです。自分の感じたことを言葉にしようとすると、「自分は何を思ったのか」「なぜそう感じたのか」を深く考えるようになります。この繰り返しが、感性をさらに磨いていきます。

つまり、「よく生きること」と「よく書くこと」は、切り離せない関係にあるのです。

これからみなさんは、大学で本格的に文章を学び始めます。ぜひ、技術だけにとらわれず、日々の生活の中で感じ、考えることを大切にしてください。その積み重ねこそが、あなた自身の言葉をつくり、読む人の心に届く文章へとつながっていきます。

一年生のみなさん、わからないことや迷うことがあれば、遠慮なく質問してください。一緒に、「中身のある文章」を目指していきましょう。

6月生 慶應義塾大学の学生のための「マスコミ合格・添削スタート講座」(オンライン)

元朝日新聞編集委員故西村欣也氏
元朝日新聞編集委員故西村欣也氏

●故西村欣也氏  ●元朝日新聞編集委員  ●五輪取材経験7回・プロ野球取材30年

●朝日新聞スポーツ面に、署名入り記事「EYE西村欣也」を20年執筆してきた。

●著書 朝日新聞が伝えたプロ野球(小学館)  神の領域を覗いたアスリート(朝日新書)

●イチロー、王貞治、長嶋茂雄、清水宏保、橋本聖子、ダン・ジャンセン、ボブ・ヘイズなど

有名選手を取材してきました。

「受験対話」総合研究所では、26年前から、西村欣也氏の文章を使って、「大学生のことば」を

育ててきました。大学に入学する前から、「自分のことば」を育てる努力を始めると、就職活動時

に、あなたの「自己PR」を読んだ採用担当者から、「キミに会って、話をしてみたい」と連絡がきます。

マスコミをはじめ一流企業の担当者から、「会って、話をしたい」と言ってもらえるように、西村氏の

文章を使い、君に合わせたカリキュラムで授業を行います。慶應義塾大学の学生諸君、楽しみにしていて下さい。

【故西村欣也氏からあなたへのメッセージ】

確かに、今はネット時代と言われています。

トランプ大統領のツイートに、世界が右往左往しています。

しかし、ニューヨークタイムズなどは言論で、論陣を張り、世論の支持を得ています。

新聞だけではありません。CNNなども、トランプに「フェークニュース」と呼ばれても、事実を伝えています。

まだマスコミには底力があるのです。

僕は、主にスポーツを取材してきましたが、ニューヨークタイムズの新人記者はまずスポーツ部門に配属されます。

そこに人生が凝縮されているからです。

僕は、朝日新聞で長年、小論文の採点面接をしてきました。(やらされてきました)

マスコミ受験には、特に「書く力」が問われます。

門は狭いですが、今までの経験を生かして、スタートラインにつきたいと思う学生のアシストができれば、と思います。

(故西村欣也氏・記)

■6月生 

■個別指導(オンライン)  1回 80分

■費用    スタート講座 入会金:15000円   月謝22000円(消費税込・教材費含)

■まずは、お問い合わせください。

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