わせまちマルシェ「後輩たちに届けたい言葉」(342)

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目次

経済部の一年生のための就職準備「日本語」実践講座での話!

今日は、経済部一年生の「文章クラス」に、四年生の高橋先輩が手伝いにきてくれました。

スウェーデンの大学に留学したときの話と、文章を書くときに大切な約束事について語ってくれました。

読者を惹きつける文章は、背伸びをしないで、ありのままで書く!

みなさん、こんにちは。経済学部四年の高橋です。今日は、私が留学したスウェーデンでの体験についてお話しします。

私が学んだのは、北欧の国、スウェーデンの大学です。この大学は、ヨーロッパの学生が自由に行き来できるエラスムス計画に参加していました。そのため、キャンパスも寮も、とても国際色豊かでした。

寮のキッチンに行くと、韓国の友人が辛いラーメンを作っていて、隣ではドイツ人の友人が大きなソーセージを焼いていて、ラーメンの中にソーセージを入れて、二人で食べていました。また、フランスの学生がワインを持ってきて、イタリアの友人が「パスタはアルデンテが命だ」と真剣な顔で言いながらスパゲティを作り、ワインを飲みながら食事をしていました。そんな光景を、毎日のように見ることができました。

おもしろいのは、国によって、人との「距離感」がまったく違うことです。ドイツの学生は初対面でも、ずばずば意見を言いますし、フランスの学生は議論が大好きです。一方で、アジアから来た学生は、私も含めて、どこか共通する遠慮や気づかいが感じられました。「世界」と一言で言っても、本当にさまざまなのだと実感しました。

もちろん、楽しいことばかりではありません。最初は英語で思うように話すことができなくて、自己紹介で頭が真っ白になったこともあります。「何を言っているの?」と聞き返され、顔が真っ赤になったこともありました。でも私は、「恥をかくことも留学のうちだ」と考えるようにしました。

あるとき、ドイツ語圏の学生十五人と、私一人で旅行に行きました。電車の中では会話がほとんどドイツ語。正直、さっぱりわかりませんでした。でも、わからないなりに笑い、わかる単語だけ拾って話に加わる。そのうち、みんながゆっくり英語で説明してくれるようになりました。勇気を出して輪の中に入ったからこそ、仲間として受け入れてもらえたのです。

また、自分でパーティーを開いたこともあります。日本のお菓子を並べ、「これはコンビニで買えるんだよ」と説明すると、みんな興味津々でした。未経験のダンスにも挑戦しました。最初は足がもつれて転びそうになりましたが、最後はみんなで大笑いしました。気がつけば、「失敗」は「笑い話」に変わっていました。

留学とは、特別な才能を持つ人のためのものではありません。一歩を踏み出した人に、世界が応えてくれる体験だと私は思います。成功も失敗もありません。あるのは、「挑戦した」という事実だけです。

大学には、恵まれた留学制度があります。こんなにぜいたくなチャンスは、当たり前ではありません。みなさんは、その一歩を、いつ踏み出しますか。私は、あのときの挑戦が、いまの自分の自信になっています。次は、みなさんの番です。

自分が、わかっていることを書こう!

今日は、「文章を書くときに一番大切なこと」についてお話しします。難しいテクニックではありません。とてもシンプルです。「わかっていることを、わかっている言葉で書く」。これだけです。

一年生のみなさんは、レポートを書くとき、つい難しい言葉を使いたくなりませんか。たとえば「アイデンティティ」とか「パラダイム」とか。私も一年生のころはそうでした。難しい言葉を使えば、なんだか賢く見える気がしたんですね。

でも、あるとき気づきました。自分でも腑に落ちていない言葉を使うと、文章がふわっと浮いてしまうんです。たとえば「若者のアイデンティティの確立が重要だ」と書いてみる。けれど「じゃあ、それって具体的に何?」と聞かれると、うまく説明できない。こういうとき、その文章は、実は自分でもよくわかっていない証拠なんです。

私はそれ以来、「腹の底から意味がわかる言葉しか使わない」と決めました。カタカナ語を日本語に言い換えればいい、という話ではありません。「自己同一性」と言い換えても、自分が理解していなければ同じことです。大事なのは、自分の頭の中で、具体的なイメージが持てているかどうかです。

慶應義塾大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座
慶應義塾大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

たとえば、経済学で「インフレーション」を説明するとします。ただ「物価が持続的に上昇する現象」と書くよりも、「昨日100円だったパンが、来月は110円、再来月は120円になるような状態」と書いたほうが、自分でもはっきり理解できますし、読む人にも伝わりますよね。

「わかりにくい」文章と「伝わらない」文章は違います。少し難しくても、筋道が通っていれば、読者はついてきてくれます。でも「伝わらない」文章は救いがありません。そして伝わらない文章はたいてい、自分でも整理できていない内容を、整理できていない言葉で書こうとしたときに生まれます。

四年生になってゼミで卒業論文を書いていると、それを痛感します。テーマを深く理解できたとき、不思議と文章はすらすら書けます。逆に、まだ考えが曖昧な部分は、何度書いても文章がごちゃごちゃする。つまり、文章は「理解度の鏡」なんです。

経済の専門書を読んでいて、「何度読んでも意味がわからない」という経験をしたことはありませんか。もちろん読む側の力も大切です。でも、文章が整理されていない場合も少なくありません。もし自分がそんな文章を書いてしまったらどうでしょう。それは、自分の理解がまだ足りないというサインなのです。

だから一年生のみなさんに伝えたいのは、「背伸びをしなくていい」ということです。難しい言葉で武装するよりも、自分が本当に理解できていることを、等身大の言葉で丁寧に書く。その積み重ねが、結局いちばん自分らしい文章になります。

文章力はテクニックではありません。理解の深さです。まずは、自分が本当にわかっているかどうかを問い直してみてください。ここから、いい文章は始まります。

4月生:慶應義塾大学の学生のための「マスコミ合格・添削スタート講座」オンライン

元朝日新聞編集委員故西村欣也氏
元朝日新聞編集委員故西村欣也氏

●故西村欣也氏  ●元朝日新聞編集委員  ●五輪取材経験7回・プロ野球取材30年

●朝日新聞スポーツ面に、署名入り記事「EYE西村欣也」を20年執筆してきた。

●著書 朝日新聞が伝えたプロ野球(小学館)  神の領域を覗いたアスリート(朝日新書)

●イチロー、王貞治、長嶋茂雄、清水宏保、橋本聖子、ダン・ジャンセン、ボブ・ヘイズなど

有名選手を取材してきました。

「受験対話」総合研究所では、26年前から、西村欣也氏の文章を使って、「大学生のことば」を

育ててきました。大学に入学する前から、「自分のことば」を育てる努力を始めると、就職活動時

に、あなたの「自己PR」を読んだ採用担当者から、「キミに会って、話をしてみたい」と連絡がきます。

マスコミをはじめ一流企業の担当者から、「会って、話をしたい」と言ってもらえるように、西村氏の

文章を使い、君に合わせたカリキュラムで授業を行います。慶應義塾大学の学生諸君、楽しみにしていて下さい。

【故西村欣也氏からあなたへのメッセージ】

確かに、今はネット時代と言われています。

トランプ大統領のツイートに、世界が右往左往しています。

しかし、ニューヨークタイムズなどは言論で、論陣を張り、世論の支持を得ています。

新聞だけではありません。CNNなども、トランプに「フェークニュース」と呼ばれても、事実を伝えています。

まだマスコミには底力があるのです。

僕は、主にスポーツを取材してきましたが、ニューヨークタイムズの新人記者はまずスポーツ部門に配属されます。

そこに人生が凝縮されているからです。

僕は、朝日新聞で長年、小論文の採点面接をしてきました。(やらされてきました)

マスコミ受験には、特に「書く力」が問われます。

門は狭いですが、今までの経験を生かして、スタートラインにつきたいと思う学生のアシストができれば、と思います。

(故西村欣也氏・記)

■4月生 

■個別指導(オンライン)  1回 80分

■費用    スタート講座 入会金:15000円   月謝22000円(消費税込・教材費含)

■まずは、お問い合わせください。

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