慶應義塾大学の学生たちと「深代惇郎を読む」

 
 

こんにちは。

早稲田大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

慶應義塾大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

上智大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

でおなじみの受験対話総合研究所です。

 

 

元朝日新聞編集委員 西村欣也氏

元朝日新聞編集委員 西村欣也氏

 

 

 

受験対話総合研究所では、

早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学の学生のための

「西村欣也のマスコミ合格・添削講座」を開講しました。

 

講師は、「朝日新聞に西村あり」と言われた、

名コラムニストの元朝日新聞編集委員・西村欣也氏です。

西村氏が、「デスク」になり、

キミの文章を添削して、マスコミ合格へと導きます。

 

※現在は、早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学の学生のための

「西村欣也のマスコミ合格・添削スタート講座」が開講しています。

スタート講座は、受験対話総合研究所の主席研究員が担当します。

学生たちに、基礎的な勉強をしてもらってから、西村氏の指導を受けてもらいます。

 

 

深代惇郎氏の文章

深代惇郎氏の文章

 

 

昨日は、慶應義塾大学の学生たちの勉強会がありました。

休憩時間の話題は、深代惇郎氏の文章についてでした。

 

 

慶応大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

慶応大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

 

 

「日本のテレビ番組に出て、話をしていると、担当者たちが向こう側で

「あと3分」「あと1分」「あと30秒」と書いた紙切れを、つぎつぎ

にこちらに見せる。その表情がとても深刻だ。寸秒たがわずに話が終わった

ときには「ぴったりでした」と、本当にうれしそうな笑顔をみせてくれる。

話の中身のことはあまり触れず、「ぴったり、ぴったり」と大喜びしてくれ

るので、肝心なことは、中身より時間の方かもしれないという錯覚に、こち

らも陥ってくる」

(略)

「実は、形式的に整っていることを完全だと思い込んでいる、我々の習性に

気づく。我々が完全主義を好むのは、我々が形式主義を好むからである」

 

 

慶応大学の学生たちが使っている辞典

慶応大学の学生たちが使っている辞典

 

 

「そういえば」と、私のテレビ体験を学生たちに話しました。

多くのスタジオには、窓がない。倉庫のようだ。息が詰まる。

スタッフは、「ふだんの調子でお話しください」と言いながら、

出演者の気持ちを追い込んでくる。

リハーサルをする。ポーズに注文がでる。

「もう、半歩後ろに下がってください」「もう少し右でお願いします」

フロアディレクターが、台本を丸めて、チラチラこちらを見る。

そして、「緊張しなくて、大丈夫ですよ」と言う。

こちらの「見られている意識」がどんどん高まってくる。

 

そのうち、

「本番いきまーす。10秒前」「お静かにぃー」

「5、4、3、2、ハイ、入りまーす」

出演者の緊張感は、さらに高める。

完全に、非日常の世界になってしまう。

 

番組スタッフたちは、「上手く番組を出したい」

「上手く終わらせたい」と思っている。

私は、「自分が今、何をしに来たのか」わからなくなる瞬間がたびたびあった。

 

「上手く」「完璧に」というのは、アマチュアにとってもプロにとっても、

天敵なのかもしれない。

 

 

慶應義塾大学(三田キャンパス)

慶應義塾大学(三田キャンパス)

 

 

授業の後も、この話で盛り上がりました。

「これまで受けてきた教育現場にも、同じようなところがあった」

「国会の質疑応答も同じではないか」

「就職面接を思い出すと、似ているなぁー」

「この前、病院に行ったときの診察も、これだった!」

「ニュース番組で伝えられていることの多くは、コレだよね」

「京都大学の佐伯先生が述べていた意見も、これに当たるのではないか」

 

日常の中にある「形式主義」について、

学生たちの話は、続きました。

 

 

■【慶應義塾大学の学生のための「西村欣也のマスコミ合格・添削スタート講座」】

慶應義塾大学にお子さんを通わせているお父様、お母様。

お子さんの話を聞いていて、

「ウチの子、『自分のことば』としての日本語と、格闘したことがないのではないか?」

と思ったら、ぜひ、この講座の受講を勧めてあげてください。

社会人になるお子さんに、これから一番役に立つ技術の「贈り物」になるはずです。

 

 

NHK、テレビ朝日、日本テレビ、TBS、フジテレビ、

朝日新聞社、読売新聞社、毎日新聞社、新潮社、集英社、講談社

電通、博報堂などマスコミで、「いい仕事がしたい」と思っている

慶應義塾大学の学生、集まれ!

 

■[教材]

① 朝日新聞が伝えたプロ野球(小学館)   西村欣也著

② 神の領域を覗いたアスリート(朝日新書) 西村欣也著

 

■[場所]

・西早稲田(新宿区)

 

■[時間]

・120分

 

■[受講料] スタート講座 1回 3000円(消費別・テキスト代込み)

 

 

■【慶應義塾大学にお子さんが通っているご父兄の方々へ】

今の大学生たちは、ほとんど新聞を読んできていないと思います。

(読んでいたとしても、「何を」「どのように」読んでいたのかが問題です)

きっと学生たちは、朝日新聞で20年続いた、署名入り人気コラム『EYE 西村欣也』

のことも知らないでしょう。お子さんに、この講座への参加を勧められるのは、

新聞を読んでこられた、お父様、お母様しかいません。

お子さんが普段話している内容を聞いて、少しでも「不安」を感じることが

ありましたら、この講座の受講を勧めてあげてください。

大学生たちが、これまで育ててこなかった能力を育てるのも、この講座の目的です。

 

 

※【大学の就職部(キャリアセンター)及び、高校の進路指導の先生方へ】

講演や講座の依頼、お問い合わせは、メールでお願いいたします。

授業中は、電話での対応が難しいので、ご面倒をおかけいたします。

よろしくお願いいたします。

 

 

1月:早稲田大学の学生のための「マスコミ合格・添削スタート講座」オンライン

元朝日新聞編集委員故西村欣也氏
元朝日新聞編集委員故西村欣也氏

●故西村欣也氏  ●元朝日新聞編集委員  ●五輪取材経験7回・プロ野球取材30年

●朝日新聞スポーツ面に、署名入り記事「EYE西村欣也」を20年執筆してきた。

●著書 朝日新聞が伝えたプロ野球(小学館)  神の領域を覗いたアスリート(朝日新書)

●イチロー、王貞治、長嶋茂雄、清水宏保、橋本聖子、ダン・ジャンセン、ボブ・ヘイズなど

有名選手を取材してきました。

「受験対話」総合研究所では、26年前から、西村欣也氏の文章を使って、「大学生のことば」を

育ててきました。大学に入学する前から、「自分のことば」を育てる努力を始めると、就職活動時

に、あなたの「自己PR」を読んだ採用担当者から、「キミに会って、話をしてみたい」と連絡がきます。

マスコミをはじめ一流企業の担当者から、「会って、話をしたい」と言ってもらえるように、西村氏の

文章を使い、君に合わせたカリキュラムで授業を行います。早稲田大学の学生諸君、楽しみにしていて下さい。

【故西村欣也氏からあなたへのメッセージ】

確かに、今はネット時代と言われています。

トランプ大統領のツイートに、世界が右往左往しています。

しかし、ニューヨークタイムズなどは言論で、論陣を張り、世論の支持を得ています。

新聞だけではありません。CNNなども、トランプに「フェークニュース」と呼ばれても、事実を伝えています。

まだマスコミには底力があるのです。

僕は、主にスポーツを取材してきましたが、ニューヨークタイムズの新人記者はまずスポーツ部門に配属されます。

そこに人生が凝縮されているからです。

僕は、朝日新聞で長年、小論文の採点面接をしてきました。(やらされてきました)

マスコミ受験には、特に「書く力」が問われます。

門は狭いですが、今までの経験を生かして、スタートラインにつきたいと思う学生のアシストができれば、と思います。

(故西村欣也氏・記)

■1月   添削回数・8回

■個別指導(オンライン)  1回 80分

■費用   スタート講座 月謝22000円(消費税込・教材費含)

■まずは、お問い合わせください。

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