わせまちマルシェ「後輩たちに届けたい言葉」(290)

みなさん、こんにちは。

早稲田大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

学習院女子大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

慶應義塾大学の学生ための就職準備「日本語」実践講座

日本女子大学の学生ための就職準備「日本語」実践講座

お茶の水女子大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

東京大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

でおなじみの「受験対話」総合研究所です。

目次

早稲田大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座での話!

文学部四年生の先輩が、文章を書くときに大切な「設計図」について話をしてくれました。

まずは、自己紹介です。 〔就職先は、大手広告代理店に決まりました〕

私は、「時代のつかみ方」を身につけたいと思って日々研究しています。

日本近現代の特定の時代や分野の論文を読み、仲間と議論することを通して、

それぞれ時代の「枠組み」を捉えようと試みています。例えばここ三ヶ月間は、

明治期の近代天皇制の確立と、戦後の高度経済成長期における工業開発などについての

論文を読んで、それぞれの時代の特徴を捉えようとしてきました。

難解な論文が多く、読み解くことは大変ですが、一つ一つの論文を繰り返し読み込んでいくと、

頭の中で、個々の事象がダイナミックに結びつき始め、そこから近現代に通底する構造が

見えてきます。現代の事象を扱う際には、ゼミ生の間で、それぞれの身近な経験を

振り返りつつ、それが時代の中で、どう位置づけられるのかを考え議論しています。

後輩たちの文章を読むのが大好きです!

文章を書くときに大切なのは、筋の通った内容にするためには、何をどんなふうに

書いたらいいのか、どういう順序で書き進めるか、あらかじめ、徹底的に時間をかけ

て考え、コンテ(設計図)、場合によっては下書きを作った上で書き出すことなのです。

その効果は、筋が通った文章が書けるというだけではありません。

コンテ(設計図)を作ってから、書き始めましょう!

講座に参加したばかりの後輩たちが、論文や作文を書いているのを見ると、

題(テーマ)を一見して、直ちに書き始める人がいるかと思うと、なかなか書き出そうと

せずじっと考え込んでいる人もいます。

そのまま見ていると、前者は、数分後にはペンがピタリと止まって、あらぬ方を眺めたり、

せっかく書いた文章を消しゴムで消したり、原稿用紙をゴミ箱に捨てて、

あたらしい用紙にしたりなど、見るからに苦吟の泥沼です。

後者は、十分か二十分すると、水を得た魚のように、生き生きとペンを走らせ始め、

その走りは、結末まで途切れません。

ちゃんと考えないで書き出した人は、何を書けばいいのか分からなくなって、途中で

立ち往生します。最初に十分に考えて書き出した人は、スラスラと書き進めることが

できるのです。

もっとも、考えて頭の中で覚えているだけでは、書いている途中で忘れてしまい、

「さて次には、何を書くんだったかな」と、戸惑うことになりかねません。

早稲田大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

そこで、「コンテ(設計図)」を作っておけば、迷わないで済みます。

「コンテ」というのは、英語のコンティニュイティの略語で、もともとは映画やテレビの

演出台本のことです。各カットごとに、カメラアングルやセリフ、俳優の演技、音響効果

などが書き込まれているものです。中には、絵入りのものもあり、監督が不在でも、

コンテさえあれば、意図通りの作品ができるといわれるほど詳細なものです。

むろん、私たちが文章を書くときに作るコンテ(設計図)は、自分がわかりさえすればいい

わけですから、もっとずっと簡単なものでいいのです。

後輩のみなさん、「コンテ(設計図)」づくりの訓練を続けてください。

みんな、がんばれ!

8月:早稲田大学の学生のための「マスコミ合格・添削スタート講座」オンライン

元朝日新聞編集委員故西村欣也氏
元朝日新聞編集委員故西村欣也氏

●故西村欣也氏  ●元朝日新聞編集委員  ●五輪取材経験7回・プロ野球取材30年

●朝日新聞スポーツ面に、署名入り記事「EYE西村欣也」を20年執筆してきた。

●著書 朝日新聞が伝えたプロ野球(小学館)  神の領域を覗いたアスリート(朝日新書)

●イチロー、王貞治、長嶋茂雄、清水宏保、橋本聖子、ダン・ジャンセン、ボブ・ヘイズなど

有名選手を取材してきました。

「受験対話」総合研究所では、26年前から、西村欣也氏の文章を使って、「大学生のことば」を

育ててきました。大学に入学する前から、「自分のことば」を育てる努力を始めると、就職活動時

に、あなたの「自己PR」を読んだ採用担当者から、「キミに会って、話をしてみたい」と連絡がきます。

マスコミをはじめ一流企業の担当者から、「会って、話をしたい」と言ってもらえるように、西村氏の

文章を使い、君に合わせたカリキュラムで授業を行います。早稲田大学の学生諸君、楽しみにしていて下さい。

【故西村欣也氏からあなたへのメッセージ】

確かに、今はネット時代と言われています。

トランプ大統領のツイートに、世界が右往左往しています。

しかし、ニューヨークタイムズなどは言論で、論陣を張り、世論の支持を得ています。

新聞だけではありません。CNNなども、トランプに「フェークニュース」と呼ばれても、事実を伝えています。

まだマスコミには底力があるのです。

僕は、主にスポーツを取材してきましたが、ニューヨークタイムズの新人記者はまずスポーツ部門に配属されます。

そこに人生が凝縮されているからです。

僕は、朝日新聞で長年、小論文の採点面接をしてきました。(やらされてきました)

マスコミ受験には、特に「書く力」が問われます。

門は狭いですが、今までの経験を生かして、スタートラインにつきたいと思う学生のアシストができれば、と思います。

(故西村欣也氏・記)

■8月生   授業・4回  添削回数・4回

■個別指導(オンライン)  1回 80分

■費用    スタート講座 入会金:15000円   月謝22000円(消費税込・教材費含)

■まずは、お問い合わせください。

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