わせまちマルシェ「後輩たちに届けたい言葉」(318)

早稲田大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

学習院女子大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

慶應義塾大学の学生ための就職準備「日本語」実践講座

日本女子大学の学生ための就職準備「日本語」実践講座

お茶の水女子大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

東京大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

でおなじみの「受験対話」総合研究所です。

目次

社会科学部の学生のための就職準備「日本語」実践講座での話!

今日は、社会科学部一年生の「文章クラス」に、四年生のユラさんが手伝いに来てくれて、

一年生の頃は、書いた原稿を、よくゴミ箱に捨てられていました(笑)

みなさん、こんにちは。ユラです。今日は、私が所属している「『高齢者と共に』を考えるゼミ」について、お話ししたいと思います。

まず、このゼミのテーマは「人と人とのつながり」。これは、今も昔も変わらない、すごく大事なものですよね。たとえば、困ったときに誰かが声をかけてくれるだけで、気持ちが軽くなることってありませんか? 逆に、周りに人がいても、つながりを感じられないと、どこか寂しいものです。

私たちのゼミでは、その中でも「高齢者とのつながり」に注目しています。
「お年寄り」と聞くと、みなさんはどんな姿を思い浮かべるでしょうか。元気に町を歩く方もいれば、介護が必要な方もいます。でも共通しているのは、「高齢期だからこそ、生まれる心の動き」があるということなんです。

試験問題のように明確な“正解”があるわけではありません。だからこそ、毎回のディスカッションがとても大切になります。たとえば、ある回では「一人暮らし高齢者の孤独」について話し合いました。「地域が声をかけるべきだ」「でも本人のプライバシーは?」など、意見はさまざま。議論していくうちに、自分では気づけなかった視点も出てきます。こういうとき、まさに“人とのつながり”の力を感じます。

そして、このゼミを支えるのが教授です。教授は、臨床心理や精神分析の分野を専門としていて、「人と人との心の関わり」をとても大切にされている方です。
教授はよく、「心は目に見えないけれど、たしかにそこにある」と話されます。実際、ゼミの中では、赤ちゃんの発達を扱う他大学医学部の研究会と合同で議論することもあります。人生の“はじまり”である赤ちゃんの世界、そして“終わり”に向かう高齢期の世界。両方に共通しているのは、「言葉では言い尽くせない心の交流」が大きな意味を持つ、という点です。

たとえば、赤ちゃんが初めて「まま」と声を出す瞬間。言葉にはできない思いが、そこには宿っています。
一方、高齢者の方が「今をどう生き、どう人生を閉じたいか」を語る姿には、私たちが学びきれないほどの深い経験が詰まっています。

この研究の面白いところは、こうした“人生の心の営み”を、社会科学の視点から自由に探究できるところです。答えがないから難しい。でも、そのぶん議論も深まり、仲間との関係も自然と強くなっていきます。

私自身、この研究で「人を理解するって、こんなに奥深いんだ」と知りました。資料を読むだけではわからない、人間の息づかいや背景にある思い。それを仲間と共有しながら学べたことは、大学生活で得た宝物だと思っています。

一年生のみなさん。もし「人の気持ちに寄り添うこと」「心の動きを探ってみたい」という気持ちが少しでもあるなら、この研究はきっとぴったりです。“パンのみにて生くるにあらず”という言葉があるように、人間の豊かさは心に宿るものです。その心を一緒に考えてみませんか?

事実が、きちっとそろっている文章を書きましょう!

私が一年生の頃、短い原稿を書くのに、ずいぶん長い時間がかかりました。

やっとの思いで仕上げた原稿を講師に提出する。

しかし、講師はそれをパラパラと見て、屑籠に捨てるんです。

どこが悪いのかすら、教えてくれなかった。まったくの問答無用でした。

だから、どうしても自分の原稿を認めてもらいたければ、

クズ籠から原稿を拾い、もう一度考え考え書き直す以外にはありませんでした。

原稿は、どんなに短いものでも、文章の狙いがはっきりしていること、

余計な形容詞や感想めいた文句がなく、そのかわり事実が、きっちりそろって

いることが要求されました。

私たちは、一度捨てられた原稿をひねくり回しながら、少しずつ、そうした「鉄則」を

身につけました。

早稲田大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座
早稲田大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

この、自己鍛錬の過程を経ないと、読者に問いかける、個性的な文章は書けません。

先日、ゴッホ展に行ってきたのですが、あの個性的なゴッホに、おびただしい基礎デッサン

があることを知り、画家の世界も同じだなと思いました。

ちょっと辛いからといって、諦めないことが大切です。

ここでの勉強は、あなたが就職活動を始めたときに、まず「やっていてよかった」と思うはずです。

間違いありません。

一年生のみなさん、辛いことがあったら、なんでも私に言ってくださいね。

待ってます!

1月生:早稲田大学の学生のための「マスコミ合格・添削スタート講座」オンライン

元朝日新聞編集委員故西村欣也氏
元朝日新聞編集委員故西村欣也氏

●故西村欣也氏  ●元朝日新聞編集委員  ●五輪取材経験7回・プロ野球取材30年

●朝日新聞スポーツ面に、署名入り記事「EYE西村欣也」を20年執筆してきた。

●著書 朝日新聞が伝えたプロ野球(小学館)  神の領域を覗いたアスリート(朝日新書)

●イチロー、王貞治、長嶋茂雄、清水宏保、橋本聖子、ダン・ジャンセン、ボブ・ヘイズなど

有名選手を取材してきました。

「受験対話」総合研究所では、26年前から、西村欣也氏の文章を使って、「大学生のことば」を

育ててきました。大学に入学する前から、「自分のことば」を育てる努力を始めると、就職活動時

に、あなたの「自己PR」を読んだ採用担当者から、「キミに会って、話をしてみたい」と連絡がきます。

マスコミをはじめ一流企業の担当者から、「会って、話をしたい」と言ってもらえるように、西村氏の

文章を使い、君に合わせたカリキュラムで授業を行います。早稲田大学の学生諸君、楽しみにしていて下さい。

【故西村欣也氏からあなたへのメッセージ】

確かに、今はネット時代と言われています。

トランプ大統領のツイートに、世界が右往左往しています。

しかし、ニューヨークタイムズなどは言論で、論陣を張り、世論の支持を得ています。

新聞だけではありません。CNNなども、トランプに「フェークニュース」と呼ばれても、事実を伝えています。

まだマスコミには底力があるのです。

僕は、主にスポーツを取材してきましたが、ニューヨークタイムズの新人記者はまずスポーツ部門に配属されます。

そこに人生が凝縮されているからです。

僕は、朝日新聞で長年、小論文の採点面接をしてきました。(やらされてきました)

マスコミ受験には、特に「書く力」が問われます。

門は狭いですが、今までの経験を生かして、スタートラインにつきたいと思う学生のアシストができれば、と思います。

(故西村欣也氏・記)

■1月生

■個別指導(オンライン)  1回 80分

■費用    スタート講座 入会金:15000円   月謝22000円(消費税込・教材費含)

■まずは、お問い合わせください。

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