みなさん、こんにちは。
早稲田大学の1年生のための就職準備「日本語」実践講座
学習院女子大学の1年生のための就職準備「日本語」実践講座
慶應義塾大学の1年生ための就職準備「日本語」実践講座
日本女子大学の1年生ための就職準備「日本語」実践講座
お茶の水女子大学の1年生のための就職準備「日本語」実践講座
東京大学の1年生のための就職準備「日本語」実践講座
でおなじみの「受験対話」総合研究所です。
できるだけ「。」を打とう!
連休明けの授業で目立ったのは、1行の長い文章を書いてきた学生が多くいたことです。
みんな少し書き慣れてきて、書きたいことが多くなっているからです。
これは、とてもよいことなのですが、センテンスの長い文章は読みづらいですよね。
複数の主語が出てきて、述語が3つも4つも重なると、
どの主語の述語がどれなのか、はっきりしなくなります。

読み手は迷ってしまう。
何を訴えようとしているのか、意味がつかめない文章には、
えてしてセンテンスが長いものが多いのです。
手打ちのソバのように、ブツブツ切ろう!
では、理想的な文章とは、どのようなものを指すのでしょうか。
極言すれば、1つのセンテンスの中に、主語が1つ、述語が1つ含まれているものですね。
短いセンテンスを積み重ねて書かれた文章は、読んでいてスピード感があります。
リズム感も伝わってきます。
加えて、意味や情景が、読み手の頭の中にスッと入るのです。

いま、大学1年生が宿題で使っている原稿用紙は、1行が15字です。
この用紙で、ワンセンテンスが5行から7行も「。」なしで続いたら読みにくいのです。
そこで「3行を1つのセンテンスとして『。』を打つようにしよう。
長くても5行が限度だよ」と指導しています。
今回の宿題で、いちばん良かったのは、ユカさんでした。
連休中に、本郷キャンパスを散策した文章でした。
少し切りすぎかな、と思う箇所もありましたが、これは彼女の好みです。
ユカさんの文章は、具体的に書かれていて、リアルでした。
テンポもあり、わかりやすい。ひとつひとつの文が、グサッグサッと頭の中に入ってきました。
読み終わったあと、本郷キャンパス内にある三四郎池で出会った老夫婦との会話が、
脳裏に焼きつきました。
多くの学生たちだったら、「。」は、彼女の半分もないくらいでした。
これは、文章を書くユカさんの主張なのです。彼女の個性が表現しています。
他の学生たちは、彼女の文章から、多くを教わりました。
ユカさん、よくやりました!
6月:東京大学の学生のための「マスコミ合格・添削スタート講座」オンライン

●故西村欣也氏 ●元朝日新聞編集委員 ●五輪取材経験7回・プロ野球取材30年
●朝日新聞スポーツ面に、署名入り記事「EYE西村欣也」を20年執筆してきた。
●著書 朝日新聞が伝えたプロ野球(小学館) 神の領域を覗いたアスリート(朝日新書)
●イチロー、王貞治、長嶋茂雄、清水宏保、橋本聖子、ダン・ジャンセン、ボブ・ヘイズなど
有名選手を取材してきました。
「受験対話」総合研究所では、26年前から、西村欣也氏の文章を使って、「大学生のことば」を
育ててきました。大学に入学する前から、「自分のことば」を育てる努力を始めると、就職活動時
に、あなたの「自己PR」を読んだ採用担当者から、「キミに会って、話をしてみたい」と連絡がきます。
マスコミをはじめ一流企業の担当者から、「会って、話をしたい」と言ってもらえるように、西村氏の
文章を使い、君に合わせたカリキュラムで授業を行います。東京大学の学生諸君、楽しみにしていて下さい。
【故西村欣也氏からあなたへのメッセージ】
確かに、今はネット時代と言われています。
トランプ大統領のツイートに、世界が右往左往しています。
しかし、ニューヨークタイムズなどは言論で、論陣を張り、世論の支持を得ています。
新聞だけではありません。CNNなども、トランプに「フェークニュース」と呼ばれても、事実を伝えています。
まだマスコミには底力があるのです。
僕は、主にスポーツを取材してきましたが、ニューヨークタイムズの新人記者はまずスポーツ部門に配属されます。
そこに人生が凝縮されているからです。
僕は、朝日新聞で長年、小論文の採点面接をしてきました。(やらされてきました)
マスコミ受験には、特に「書く力」が問われます。
門は狭いですが、今までの経験を生かして、スタートラインにつきたいと思う学生のアシストができれば、と思います。
(故西村欣也氏・記)
■6月生 授業・4回 添削回数・4回
■個別指導(オンライン) 1回 80分
■費用 スタート講座 入会金:15000円 月謝22000円(消費税込・教材費含)
■まずは、お問い合わせください。
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