こんにちは。
早稲田大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座
慶應義塾大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座
上智大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座
でおなじみの受験対話総合研究所です。
受験対話総合研究所では、
早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学の学生のための
「西村欣也のマスコミ合格・添削講座」を開講しました。
講師は、「朝日新聞に西村あり」と言われた、
名コラムニストの元朝日新聞編集委員・西村欣也氏です。
西村氏が、「デスク」になり、
キミの文章を添削して、マスコミ合格へと導きます。
※現在は、早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学の学生のための
「マスコミ合格・添削スタート講座」が開講しています。
スタート講座は、受験対話総合研究所の主席研究員が担当します。
学生たちに、基礎的な勉強をしてもらってから、西村氏の指導を受けてもらいます。
※コロナウィルス感染拡大防止のため、現在は授業をお休みしています。
この6月から、早稲田大学のОB・ОGのみなさんから送られてくる文章の添削を始めました。
テーマは、「先輩のみなさん、いま後輩たちに言っておきたいことはありませんか?」です。
今回は、早稲田大学を卒業してから、慶應義塾大学大学院に進学した50代の先輩から
早稲田大学の後輩たちに届けてほしいと書いてくれた文章の抜粋を、
ご本人の承諾を得ましたので紹介いたします。
■題「文章を書くのが苦手だと思っている後輩たちへ!」
私は、記者をしています。
大学の後輩から、「文章がうまく書けるコツを教えてください」と
よく聞かれます。私は、いつも答えます。
「文章のコツを教えてくれるところがあれば、私が習いに行くよ」と。
現役の記者である私は、今まで、スラスラ記事が書けた日は1日もありませんでした。
今回は、私が、「文章修行」を始めたきっかけを紹介します。
卒業論文を書く時期になり、先輩の書いた文章を参考にしようと、
過去の卒論研究を始めました。
結論は、
卒論を書くにあたって、自分の「肌感覚」で文章を書きたいと思いました。
次の日から、図書館でお手本になる本を探しました。
そのとき出会ったのが『福翁自伝』でした。
私は、わかりやすい文章の書き方を「福沢諭吉」から学んだのです。
『福翁自伝』は聞き書きでが、
福沢諭吉が、原稿を読み直して手を入れたそうです。
そういう意味では、諭吉の文体と言っていいものです。
例えば、諭吉がアメリカ滞在中の話です。
諭吉は、出会ったアメリカ人が語った内容から、
アメリカ社会の特質をかぎ分けているのです。
まさに「肌感覚」で理解できる文章でした。
私は、卒業論文に、この手法を取り入れました。
真似をしたからといって、福沢諭吉のように中身のある文章が書けたわけでは
ありませんが、これが、私の「文章修行」の出発点になりました。
福沢諭吉の文章は、とにかく「わかりやすい」。
わかりやすいからこそ、万人に読まれ、万人に読まれたからこそ、筆が「力」になった
のでしょう。「わかりやすさ」で世の中を変えた人といってもいい。
中野重治は、福沢諭吉の文章について、
「さて、これを読んで、わからぬ者が一人でもあるだろうか」
「大げさな言い回しなどが全くない。ものそのもの、事柄そのことに自ら語らせて、
言葉、文章は、まったくそれに奉仕するといった形ができている」と言っています。
小泉信三は、
「先生の文章は、形式ばって考える、その考えから脱却する必要を痛感したものであろう」
と書いています。
「形式ばって考える考え方」そのものを抜け出さずに、
なんで、わかりやすい文章が書けるだろうかということです。
最後に、早稲田大学の後輩たちに贈ります。福沢諭吉は、
わかりやすい文章を書くためには、むずかしい文字を使ってはいけないと、
戒めています。
「文章を書くに、むつかしき漢字をば成る丈用ひざるやう心掛けことなり」と。
難しい文字を使いたがるのは、文章が下手な証拠だ。
下手だから、ことさらに、難しい字を使って飾ろうとする。
それは、文章を飾るだけではなく、
「事柄の馬鹿らしくて見苦しき様」を飾ろうとしているのだと。
「少年よ、気力を慥かにして易き文章を学ぶ可きなり」と
と福沢諭吉は書いています。
これで、私からの「福沢諭吉研究」の発表は終わりです。
これを読んで、「文章を書くことは、やさしいことではないが、
面白そうだ、ひとつ800字で書いてみようか」と思ってもらえると、うれしい。
今度は、キミが書いた「大隈重信研究」を読ませてください。
後輩諸君、待っています!
※今回は、早稲田の後輩たちに読んでもらう文章なので、
福沢先生に「先生」と使いませんでした。
※ スタート講座(※現在はお休みしています)では、
学生たちの「考える力」「表現する力」「想像する力」「創造する力」を育てています。
ここから「大学教育を受ける準備」を始めると、3年後には、
指導教授から「キミ、大学に残ってくれませんか」と言われたり、
企業の採用担当者から「ぜひ会って、キミと話がしてみたい」と言われるようになります。
先輩たちに続け!
■【早稲田大学の学生のための就職準備「日本語」添削スタート講座」】
早稲田大学にお子さんを通わせているお父様、お母様。
お子さんの話を聞いていて、
「ウチの子、『自分のことば』としての日本語と、格闘したことがないのではないか?」
と思ったら、ぜひ、この講座の受講を勧めてあげてください。
社会人になるお子さんに、これから一番役に立つ技術の「贈り物」になるはずです。
NHK、テレビ朝日、日本テレビ、TBS、フジテレビ、
朝日新聞社、読売新聞社、毎日新聞社、新潮社、集英社、講談社
電通、博報堂などマスコミで、「いい仕事がしたい」と思っている
早稲田大学の学生、集まれ!
■[教材]
① 朝日新聞が伝えたプロ野球(小学館) 西村欣也著
② 神の領域を覗いたアスリート(朝日新書) 西村欣也著
■[場所]
・西早稲田(新宿区)
■[時間]
・120分
■[受講料] スタート講座 1カ月 12000円(消費別・テキスト代込み)
■【早稲田大学にお子さんが通っているご父兄の方々へ】
今の大学生たちは、ほとんど新聞を読んできていないと思います。
(読んでいたとしても、「何を」「どのように」読んでいたのかが問題です)
きっと学生たちは、朝日新聞で20年続いた、署名入り人気コラム『EYE 西村欣也』
のことも知らないでしょう。お子さんに、この講座への参加を勧められるのは、
新聞を読んでこられた、お父様、お母様しかいません。
お子さんが普段話している内容を聞いて、少しでも「不安」を感じることが
ありましたら、この講座の受講を勧めてあげてください。
大学生たちが、これまで育ててこなかった能力を育てるのも、この講座の目的です。
※【大学の就職部(キャリアセンター)及び、高校の進路指導の先生方へ】
講演や講座の依頼、お問い合わせは、メールでお願いいたします。
授業中は、電話での対応が難しいので、ご面倒をおかけいたします。
よろしくお願いいたします。
1月:早稲田大学の学生のための「マスコミ合格・添削スタート講座」オンライン
●故西村欣也氏 ●元朝日新聞編集委員 ●五輪取材経験7回・プロ野球取材30年
●朝日新聞スポーツ面に、署名入り記事「EYE西村欣也」を20年執筆してきた。
●著書 朝日新聞が伝えたプロ野球(小学館) 神の領域を覗いたアスリート(朝日新書)
●イチロー、王貞治、長嶋茂雄、清水宏保、橋本聖子、ダン・ジャンセン、ボブ・ヘイズなど
有名選手を取材してきました。
「受験対話」総合研究所では、26年前から、西村欣也氏の文章を使って、「大学生のことば」を
育ててきました。大学に入学する前から、「自分のことば」を育てる努力を始めると、就職活動時
に、あなたの「自己PR」を読んだ採用担当者から、「キミに会って、話をしてみたい」と連絡がきます。
マスコミをはじめ一流企業の担当者から、「会って、話をしたい」と言ってもらえるように、西村氏の
文章を使い、君に合わせたカリキュラムで授業を行います。早稲田大学の学生諸君、楽しみにしていて下さい。
【故西村欣也氏からあなたへのメッセージ】
確かに、今はネット時代と言われています。
トランプ大統領のツイートに、世界が右往左往しています。
しかし、ニューヨークタイムズなどは言論で、論陣を張り、世論の支持を得ています。
新聞だけではありません。CNNなども、トランプに「フェークニュース」と呼ばれても、事実を伝えています。
まだマスコミには底力があるのです。
僕は、主にスポーツを取材してきましたが、ニューヨークタイムズの新人記者はまずスポーツ部門に配属されます。
そこに人生が凝縮されているからです。
僕は、朝日新聞で長年、小論文の採点面接をしてきました。(やらされてきました)
マスコミ受験には、特に「書く力」が問われます。
門は狭いですが、今までの経験を生かして、スタートラインにつきたいと思う学生のアシストができれば、と思います。
(故西村欣也氏・記)
■1月 添削回数・8回
■個別指導(オンライン) 1回 80分
■費用 スタート講座 月謝22000円(消費税込・教材費含)
■まずは、お問い合わせください。
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