こんにちは。
早稲田大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座
慶應義塾大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座
上智大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座
でおなじみの受験対話総合研究所です。
受験対話総合研究所では、
早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学の学生のための
「アナウンサー・放送記者合格・添削講座」を開講中です。
この講座では、小学校から高校、大学入試までに教わった「国語」の
内容を踏まえた上で、これまで育ててこなかった、社会人になるために
必要な「ことばの力」を身に付けてもらうことで、内定に導いています。
コロナの社会になり、就職面接も仕事も、画面越しに行うことが
多くなりました。アナウンサーや放送記者に欲しい能力は、
一般企業を志望する学生にも必要になっています。
※現在は、早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学の学生のための
「アナウンサー・放送記者合格・添削スタート講座」が開講しています。
スタート講座での指導は、受験対話総合研究所の主席研究員が担当します。
受講生は、この3大学だけでなく、法政大学、明治大学、学習院大学、
日本女子大学、津田塾大学、お茶の水女子大学などの学生もいます。
今日、社会科学部の新入生(女子)から「はがき」が届きました。
本人の了解をとりました。要点だけご紹介します。
※この講座の受講生には、「はがき」と「手紙」を手書きで書いてもらっています。
なぜか、わかりますか? メールはダメです。
大人と、ちゃんとした人間関係を築くときの大切な訓練の一つです。
【女子学生からの「はがき」の内容】
「先日この講座で、大学生になったら、はがきや手紙を書くことが大切だと教わりました。
さっそく、父や母に届いた手紙を見せてもらいました。
すると、手紙の最後に「かしこ」と書いてありました。
これは、どういう意味があるのでしょうか?
教えてください」というものでした。
手紙で返信した一部を紹介します。
手紙の最後に書く「かしこ」の古い例を見てみましょう。
キミたちが高校時代に教わった『源氏物語』の中にもありましたよね。
「あなかしこ」と書いてありました。
「あな」とは、現代語だと、「あぁ」とか「おぉ」とかいう意味の古い感動詞です。
それが後世、「あら」に代わって、江戸時代には「あらあらかしこ」などと書くよ
うになりました。
「かしこ」とは、「恐れ多い」という意味の言葉です。
古代社会では、自然界の不思議な威力に対して、恐怖を持ち、
恐れつつしむ気持ちを表しました。
では、この言葉は、どういうときに使っていたのか。調べてみると、
他人に向かって、禁止とか、命令とかを言い渡すときに使っていました。
意味は、「恐れ謹んで抜かりなく」「必ず」「決して」とあります。
ここで、『今昔物語』の例をあげました。
(略)
大意は、
「この手紙には、思い出すまま、つまらないことを書きましたから、
お読みくださったあとは、すぐに火に入れてください。かならず」というものでした。
相手に命令し、それ以外のことを禁止する意を表していました。
手紙には、自分の内心の密かな思いを書きますから、
それを「決して他人に見せないでください」と禁止する気持ちで、
手紙の末には、男も女も「あなかしこ」と書く習慣になったのでした。
※室町時代の辞書には、「あなかしこ」に「用心して、慎重に」という
意味があると書かれていました。時代により、意味に変化があります。
現在では、「私はあなたに対して、恐れつつ、謹んで、この手紙を書きました」
というような気持ちを表すのだと受け取っている人が多いようです。
新入生のあなたには、はがきや手紙をもらう楽しみに加えて、
書く楽しみも体験してほしいのです。
相手の顔を思い浮かべ、その相手と交わした会話、というより
おしゃべりを思い返して書くのです。
年賀状なら、前の年にもらった賀状の忘れられないひと言のことでもいい。
単に書くだけでなく、読んだ相手がニヤリとするように書きます。
これが、むずかしい。
でも、繰り返し書くうちに、掴めるものがあります。
この講座では、はがきや手紙を書くときは、万年筆で書くように薦めています。
万年筆で書かれたはがきや手紙は、万年筆とわかるだけで、
書いた人の気持ちが伝わってくるのです。不思議なのですけどね。
緊急事態宣言が出そうです。
大学生のみなさんは、家で、これまで世話になった大人に、
はがきや手紙を書くといい。
新入生のみなさん、私も、待ってるよ。
※ 対面スタート講座(※現在はお休みしています)では、
学生たちの「考える力」「表現する力」「想像する力」「創造する力」を育てています。
ここから「大学教育を受ける準備」を始めると、3年後には、
指導教授から「キミ、大学に残ってくれませんか」と言われたり、
企業の採用担当者から「ぜひ会って、キミと話がしてみたい」と言われるようになります。
先輩たちに続け!
■【早稲田大学の学生のための就職準備「日本語」添削スタート講座」】
早稲田大学にお子さんを通わせているお父様、お母様。
お子さんの話を聞いていて、
「ウチの子、『自分のことば』としての日本語と、格闘したことがないのではないか?」
と思ったら、ぜひ、この講座の受講を勧めてあげてください。
社会人になるお子さんに、これから一番役に立つ技術の「贈り物」になるはずです。
NHK、テレビ朝日、日本テレビ、TBS、フジテレビ、
朝日新聞社、読売新聞社、毎日新聞社、新潮社、集英社、講談社
電通、博報堂などマスコミで、「いい仕事がしたい」と思っている
早稲田大学の学生、集まれ!
■[教材]
① 朝日新聞が伝えたプロ野球(小学館) 西村欣也著
② 神の領域を覗いたアスリート(朝日新書) 西村欣也著
■[場所]
・西早稲田(新宿区)
■[時間]
・120分
■[受講料] スタート講座 1カ月 12000円(消費別・テキスト代込み)
※【大学の就職部(キャリアセンター)及び、高校の進路指導の先生方へ】
講演や講座の依頼、お問い合わせは、メールでお願いいたします。
授業中は、電話での対応が難しいので、ご面倒をおかけいたします。
よろしくお願いいたします。
12月:早稲田大学の学生のための「マスコミ合格・添削スタート講座」オンライン
●故西村欣也氏 ●元朝日新聞編集委員 ●五輪取材経験7回・プロ野球取材30年
●朝日新聞スポーツ面に、署名入り記事「EYE西村欣也」を20年執筆してきた。
●著書 朝日新聞が伝えたプロ野球(小学館) 神の領域を覗いたアスリート(朝日新書)
●イチロー、王貞治、長嶋茂雄、清水宏保、橋本聖子、ダン・ジャンセン、ボブ・ヘイズなど
有名選手を取材してきました。
「受験対話」総合研究所では、26年前から、西村欣也氏の文章を使って、「大学生のことば」を
育ててきました。大学に入学する前から、「自分のことば」を育てる努力を始めると、就職活動時
に、あなたの「自己PR」を読んだ採用担当者から、「キミに会って、話をしてみたい」と連絡がきます。
マスコミをはじめ一流企業の担当者から、「会って、話をしたい」と言ってもらえるように、西村氏の
文章を使い、君に合わせたカリキュラムで授業を行います。早稲田大学の学生諸君、楽しみにしていて下さい。
【故西村欣也氏からあなたへのメッセージ】
確かに、今はネット時代と言われています。
トランプ大統領のツイートに、世界が右往左往しています。
しかし、ニューヨークタイムズなどは言論で、論陣を張り、世論の支持を得ています。
新聞だけではありません。CNNなども、トランプに「フェークニュース」と呼ばれても、事実を伝えています。
まだマスコミには底力があるのです。
僕は、主にスポーツを取材してきましたが、ニューヨークタイムズの新人記者はまずスポーツ部門に配属されます。
そこに人生が凝縮されているからです。
僕は、朝日新聞で長年、小論文の採点面接をしてきました。(やらされてきました)
マスコミ受験には、特に「書く力」が問われます。
門は狭いですが、今までの経験を生かして、スタートラインにつきたいと思う学生のアシストができれば、と思います。
(故西村欣也氏・記)
■12月 添削回数・8回
■個別指導(オンライン) 1回 80分
■費用 スタート講座 月謝22000円(消費税込・教材費含)
■まずは、お問い合わせください。
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