わせまちマルシェ「後輩たちに届けたい言葉」(186)

みなさん、こんにちは。

早稲田大学の新入生のための就職準備「日本語」実践講座

学習院女子大学の新入生のための就職準備「日本語」実践講座

慶應義塾大学の新入生ための就職準備「日本語」実践講座

日本女子大学の新入生ための就職準備「日本語」実践講座

お茶の水女子大学の新入生のための就職準備「日本語」実践講座

東京大学の新入生のための就職準備「日本語」実践講座

でおなじみの「受験対話」総合研究所です。

目次

新入生のみなさんへ

新入生の授業がスタートしました。毎回、授業時間の最初に、

「今日あった出来事を40行でまとめてください」と、講師から指示がでます。

授業で使用している原稿用紙は、1行が15字なので、40行だと600字になります。

1つの出来事を600字で表現するのは易しそうでいて、難しい。

必要なことをすべて入れて書かなければいけないからです。

早稲田大学文学部キャンパスの桜

短い文章でぴしっと決めるには、どうすればよいか。不必要な語句を極力省き、

簡潔で歯切れのよいものにしなければなりません。

同時に、抽象的な表現を避け、具体的な事柄を数多く盛り込む必要があります。

どんな文章も、読みごたえのある読み物にしなければなりません!

たとえば、政治経済学部1年生の里奈さんは、

今日大学であった「身体検査」について書きました。

早稲田大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座
早稲田大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

彼女が書いた文章を読んだ、政経学部や法学部、国際教養学部、文学部などの先輩たちから、

どんどん意見が出てきます。

「論旨はわからないでもないが、訴えるものがない」

「これって、新入生はだれでもが知っている内容だし、一般論の域を出ていない」

「抽象的で、具体性に欠けている」

「こんな文章は、だれも読んでくれない」

「読む人の心を引きつけるような内容があってこそ、文章の価値が生まれる」

とまぁ、自分たちが先輩から、さんざん注意されてきていますから、

里奈さんのマズイところが、よくわかっているのでしょう。

里奈さんは言いました。

「私は、小学校のときの作文以来、文章を書いたことがないので、無理です!」

新入生のこの反応も、毎年のことです。

この後、先輩たちが、新入生を連れていつもの喫茶店に移動しました。

先輩たちが、「お茶会」を企画していて、おしゃべり大会で盛り上がりました。

またその場で、15人来ていた先輩たちが、里奈さんにインタビューをして、

その話をもとに、里奈さんの文章をサラサラと書き直しました。

15人の先輩たちが書いた文章を読んで、里奈さんも、他の新入生も大納得でした。

大隈講堂横のいつもの喫茶店で「おしゃべり」を楽しみました。
大隈講堂横のいつもの喫茶店で「おしゃべり」を楽しみました。

文章の中には、他人が書けないようなことを、少なくとも一つ入れることが肝心です。

人が書かないことを書けば、人は必ず読んでくれます。

ありきたりなことをいくら並べても、読む人の心をつかむのは不可能です。

体験を書くことの重要さが、ここにあるのです。

新入生のみんな、これから、よろしく!

5月:慶應義塾大学の学生のための「マスコミ合格・添削スタート講座」オンライン

元朝日新聞編集委員故西村欣也氏
元朝日新聞編集委員故西村欣也氏

●故西村欣也氏  ●元朝日新聞編集委員  ●五輪取材経験7回・プロ野球取材30年

●朝日新聞スポーツ面に、署名入り記事「EYE西村欣也」を20年執筆してきた。

●著書 朝日新聞が伝えたプロ野球(小学館)  神の領域を覗いたアスリート(朝日新書)

●イチロー、王貞治、長嶋茂雄、清水宏保、橋本聖子、ダン・ジャンセン、ボブ・ヘイズなど

有名選手を取材してきました。

「受験対話」総合研究所では、26年前から、西村欣也氏の文章を使って、「大学生のことば」を

育ててきました。大学に入学する前から、「自分のことば」を育てる努力を始めると、就職活動時

に、あなたの「自己PR」を読んだ採用担当者から、「キミに会って、話をしてみたい」と連絡がきます。

マスコミをはじめ一流企業の担当者から、「会って、話をしたい」と言ってもらえるように、西村氏の

文章を使い、君に合わせたカリキュラムで授業を行います。慶應義塾大学の学生諸君、楽しみにしていて下さい。

【故西村欣也氏からあなたへのメッセージ】

確かに、今はネット時代と言われています。

トランプ大統領のツイートに、世界が右往左往しています。

しかし、ニューヨークタイムズなどは言論で、論陣を張り、世論の支持を得ています。

新聞だけではありません。CNNなども、トランプに「フェークニュース」と呼ばれても、事実を伝えています。

まだマスコミには底力があるのです。

僕は、主にスポーツを取材してきましたが、ニューヨークタイムズの新人記者はまずスポーツ部門に配属されます。

そこに人生が凝縮されているからです。

僕は、朝日新聞で長年、小論文の採点面接をしてきました。(やらされてきました)

マスコミ受験には、特に「書く力」が問われます。

門は狭いですが、今までの経験を生かして、スタートラインにつきたいと思う学生のアシストができれば、と思います。

(故西村欣也氏・記)

■5月生   授業・4回  添削回数・4回

■個別指導(オンライン)  1回 80分

■費用    スタート講座 入会金:15000円   月謝22000円(消費税込・教材費含)

■まずは、お問い合わせください。

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