みなさん、こんにちは。
早稲田大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座
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日本女子大学の学生ための就職準備「日本語」実践講座
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東京大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座
でおなじみの「受験対話」総合研究所です。
理工学部1年生のための「日本語」実践講座での話!
本日は、理工学部一年生の「文章クラス」に、先輩が遊びに来てくれて、
研究室の話と文章の話をしてくれました。

🌱生命の「活き活き」とした動きを化学で探る ― 研究室での挑戦 ―
皆さんは、「生命のリズム」と聞いて、どんなことを思い浮かべますか?
心臓の鼓動、昼と夜のリズム…。どれも、生き物の体の中で自然に生まれる“リズム”ですよね。
実は私たちの研究室では、こうした生命の「活き活きとしたリズム」を化学の力で解き明かそうとしています。
例えば、身の回りの“ものづくり”にも、生命のようなリズムが隠れていることがあります。
車のドアの塗装を横から見ると、表面が少しデコボコしているのを見たことがありませんか?
あれは「オレンジピール」と呼ばれる現象で、塗装が乾く途中で自然にできる模様なんです。
また、アルミサッシをよく見ると、細かいしま模様が浮かんでいることがあります。これも、金属を加工するときに“できる構造です。
一見、単なるムラに見えるかもしれませんが、実はこうした現象の裏にも、生命のリズムと同じような「周期構造」が関わっていることがあるのです。
1977年にノーベル化学賞を受けた「散逸構造(さんいつこうぞう)」という考え方を使うと、
この“リズムが生まれる仕組み”を化学的に説明できます。
私たちはこの理論をもとに、「どうすればムラを抑えられるか」「どうすれば自然な周期をコントロールできるか」を研究しているのです。
こうした研究が進むと、車の塗装がもっときれいになったり、精密な製品の品質が安定したりします。
つまり――生命現象の研究が、産業の発展にもつながるのです。
私の研究室では、「自己組織化」という現象をキーワードに、いろいろなテーマの研究が進んでいます。
たとえば、日焼け止め(サンスクリーン剤)の効果を化学的に評価する研究。
あるいは、化学反応のスピードを測定し、分子がどう動くのかを探る研究など。
同じ研究室でも、それぞれみんなが違うテーマをもって研究しています。
毎週のミーティングや年4回の中間発表会では、他の人の研究を知ることができます。
さらに、英語の教科書を読みながら基礎を学ぶ勉強会もあり、教授や仲間と互いに話し合いながら研究しています。
私たちは、生命の不思議を「不思議なまま」にしておくのではなく、
化学の力でその謎をひとつずつ解き明かしています。
そしてこの知識を、次の時代の技術に活かしていく。
そんな“生きた科学”を体験できるのが、私の研究室です。
皆さんもぜひ、生命と化学のつながりを、自分の目で確かめに来てください。研究室に遊びに来てください。歓迎します。
形容詞の使い方! 先輩の話を聞いて、みんな大笑いしました!
私は、形容詞は、必要最小限にしか、使わないと決めています。
いくら形容詞を重ねても、実際の感じ通り、目にうつる通りに書けるわけはないからです。
たとえば、人の顔を書こうとします。髪の毛、眉、目、鼻、口、皮膚、顔全体の形、顎、と
書くことは山ほどあります。しかも、髪の毛だけでも、薄いのか、濃いのか、薄いといっても、
どれほどの薄さなのか、丸はげなのか、てっぺんはげなのか、全体に薄いのか、全体に髪の毛
が少なくて薄く感じるのか、その薄い髪の毛は、黒いのか、ショボショボしているのか、
白髪まじりなのかと、追いかけていけば、とめどもありません。

「細くて、茶色っぽい、貧相な髪の毛が、くすんだ地肌に、ショボショボと生えている」と
書き込んでみたところで、私の頭にあるイメージが、そのまま相手に伝わるはずもありません。
顔から受ける印象が「貧相」だとします。だから「貧相な顔」と書いてすませてしまえば、
どう貧相なのか、相手に伝わりませんよね。
「小さな耳が、大きな顔に、しょぼっと付いている。本当に貧相な顔なんです」
とでも書けば、ただ「貧相な顔」と書くよりは、少しは伝わりますね。
ある印象を受けたときは、その印象を与える「源」になるものは何かを考え、
それを最小限の言葉(形容詞)で表現します。形容詞をいくつもいくつも積み重ねていくのは、
むしろ印象を薄くするだけなのです。
一年生のみんな、がんばってください!
12月:早稲田大学の学生のための「マスコミ合格・添削スタート講座」オンライン

●故西村欣也氏 ●元朝日新聞編集委員 ●五輪取材経験7回・プロ野球取材30年
●朝日新聞スポーツ面に、署名入り記事「EYE西村欣也」を20年執筆してきた。
●著書 朝日新聞が伝えたプロ野球(小学館) 神の領域を覗いたアスリート(朝日新書)
●イチロー、王貞治、長嶋茂雄、清水宏保、橋本聖子、ダン・ジャンセン、ボブ・ヘイズなど
有名選手を取材してきました。
「受験対話」総合研究所では、26年前から、西村欣也氏の文章を使って、「大学生のことば」を
育ててきました。大学に入学する前から、「自分のことば」を育てる努力を始めると、就職活動時
に、あなたの「自己PR」を読んだ採用担当者から、「キミに会って、話をしてみたい」と連絡がきます。
マスコミをはじめ一流企業の担当者から、「会って、話をしたい」と言ってもらえるように、西村氏の
文章を使い、君に合わせたカリキュラムで授業を行います。早稲田大学の学生諸君、楽しみにしていて下さい。
【故西村欣也氏からあなたへのメッセージ】
確かに、今はネット時代と言われています。
トランプ大統領のツイートに、世界が右往左往しています。
しかし、ニューヨークタイムズなどは言論で、論陣を張り、世論の支持を得ています。
新聞だけではありません。CNNなども、トランプに「フェークニュース」と呼ばれても、事実を伝えています。
まだマスコミには底力があるのです。
僕は、主にスポーツを取材してきましたが、ニューヨークタイムズの新人記者はまずスポーツ部門に配属されます。
そこに人生が凝縮されているからです。
僕は、朝日新聞で長年、小論文の採点面接をしてきました。(やらされてきました)
マスコミ受験には、特に「書く力」が問われます。
門は狭いですが、今までの経験を生かして、スタートラインにつきたいと思う学生のアシストができれば、と思います。
(故西村欣也氏・記)
■12月生
■個別指導(オンライン) 1回 80分
■費用 スタート講座 入会金:15000円 月謝22000円(消費税込・教材費含)
■まずは、お問い合わせください。


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