こんにちは。
早稲田大学の1年生のための就職準備「日本語」実践講座でおなじみの
受験対話総合研究所です。
受験対話総合研究所では、
早稲田大学の1年生のための就職準備「日本語」実践講座の
9月生を募集しています。 8月生は満員になりました。
本日、早稲田大学の1年生のための就職準備「日本語」実践講座がありました。
ちょうどアナウンサーをしている先輩が遊びにきていたので、
授業の後、学生たちは先輩を囲んで、お茶を飲みながらおしゃべりを楽しみました。
テーマは、ラジオのインタビューについてでした。
なぜ、テレビではなくて、ラジオなのか?
テレビのインタビューは、番組を見ていて、制作現場に制約が多くあるこ
とがわかるという理由で、学生たちは、あまり興味を持っていませんでした。
以下は、アナウンサーの先輩の話の一部です。
「ラジオのインタビューは、時間をたっぷり取れることが多い。
テレビは、インタビューの途中で、昔の写真を入れたり、他のビデオを
入れるなど約束事が多い。しかしラジオは、相手の話が面白ければ、
その話題をどんどん深めていける。相手の話でわからないことがあれば、
別の角度から質問することもできる。それだけに、アナウンサーの
「聞く力」が試される。インタビューの相手が有名人なら、聴取者が
これまで聞いたことのない話を引き出す。つまり、ここでしか聞けない
新しい話をしてもらう。逆に、名前を聞いただけでは、どういう人なの
か聴取者が想像できない場合は、時間軸を柱にして、その人の人となり
を理解してもらえるように、丁寧に質問していく。
たとえば~
●ここからの具体的な話がおもしろかった。
この後、ニュース番組でのインタビューの話を聞きました。
「例えば、今、○○地方で、震度×の地震が発生し△分たちました。
被災地の市役所や町役場に電話をかけて、状況を聞くとしたら、
『何を』『どういう順番で』『どう』聞きますか?」
と問いかけられ、学生たちは面接試験を受けているような緊張した様子で
答えていました。
●これも、いい経験です。
9月生 早稲田大学の1年生のための就職準備「日本語」実践講座!
話が堂々巡りして、「この学生さん、何を相談したいのだろう?」と思うことがよくあります。
大学生のみなさんも、他人の話し方の欠点は、よくわかると思うのです。
しかし、自分のこととなると、誰も面と向かって言ってくれませんから、
相手がどう感じているのか、自分では、なかなかわからないのではないでしょうか。
みなさんはこれまで、ひとこと言えば、あとは親や先生が察してくれる
「言葉の世界」で暮らしてきました。
また、人に何事か感想を聞かれても、
「はあ、別に」「ええ、まあ」とつぶやいていれば通用する世界にもいたのです。
しかし今度の、自分の人生を決める「入社面接」では、そうはいきません。
未知の大人と向き合って、ちゃんと話さなければならないのです。
つまり、自分の意思、意見を、相手に、筋道立てて正しく伝える力が必要なのです。
今まで、こうした訓練を受ける機会がなかった大学生には、
どうしても、基礎訓練が必要になります。
受験対話総合研究所では、
9月から、早稲田大学の1年生を対象にした、
「日本語」実践講座を開講します。
できるように、自分の「ことば」を磨いて育てていきます。
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