わせまちマルシェ「後輩たちに届けたい言葉」(289)

みなさん、こんにちは。

早稲田大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

学習院女子大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

慶應義塾大学の学生ための就職準備「日本語」実践講座

日本女子大学の学生ための就職準備「日本語」実践講座

お茶の水女子大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

東京大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

でおなじみの「受験対話」総合研究所です。

目次

早稲田大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座での話!

毎年、大学1年生の座る席は決まっています。4年生の右隣り、院生の左隣です。

1年生の書いた原稿に、4年生と院生の目がよく届くようにしています。

先輩たちは、下級生が書いた原稿の内容を見て、事実関係に間違いはないか、

言葉遣いが適切かなどを点検するのですが、

その中でも一番大切な役目は、余計なところを「削る」ことです。

誰しも苦労して書いた自分の原稿は大切なので、自分で自分の原稿を削ることは意外に難しいのです。

後輩の文章を削っていると、自分の文章力に磨きがかかります!

今回の原稿には、このデータは必要だし、この話もせっかく聞いたんだから、使いたい。

そんな気持ちになるのです。

文章も体も、ぜい肉はない方がいい!

そこで、4年生と院生が、1年生の原稿を見て、バッサバッサと削るのです。

他人の原稿の「無駄」な部分は、よくわかるものなのです。

1年生の中には、800字で書くところを、2000字近く書いて持ってくる人がいます。

「半分にして、もう一度提出しなさい」と突き返す先輩もいますが、

チサ先輩は、「あらら」と言いながら、とりあえず受け取ってくれます。

2000字近く書いてくる学生は、どこが大事なのか、見えなくなっているのです。

本人に、自分の文章を削らせると、大事なところを削ってしまう恐れがあるので、

ともかく、私が目を通すことにしているのだと、彼女は言いました。

早稲田大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座
早稲田大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

文章を削るとは、どうすることなのか。まずは、不要な段落を丸ごと落とします。

会話のカギカッコの中にも、けっこうムダな言葉があります。

ダブって出てくる言葉は、後の方をなるべく省略したり、「その」などに置き換えます。

重ねて出てくる主語は、なくても誤読がなさそうなら削ります。

接続詞もいらないものは、省きます。

そうやって下級生の文章指導をしていると、4年生や院生は、自分の原稿を

客観的に見ることができるようになるのです。

簡潔明瞭な文章を「書く力」とは、実は「削る力」なのだと思います。

チサ先輩は、最後に言いました。

後輩の原稿を削っていると、勉強になることが多いのです。

「教えることは半分、学ぶことだ」という格言を聞いたことがありますが、

本当にそうだと思います。

がんばれ、1年生!

8月:早稲田大学の学生のための「マスコミ合格・添削スタート講座」オンライン

元朝日新聞編集委員故西村欣也氏
元朝日新聞編集委員故西村欣也氏

●故西村欣也氏  ●元朝日新聞編集委員  ●五輪取材経験7回・プロ野球取材30年

●朝日新聞スポーツ面に、署名入り記事「EYE西村欣也」を20年執筆してきた。

●著書 朝日新聞が伝えたプロ野球(小学館)  神の領域を覗いたアスリート(朝日新書)

●イチロー、王貞治、長嶋茂雄、清水宏保、橋本聖子、ダン・ジャンセン、ボブ・ヘイズなど

有名選手を取材してきました。

「受験対話」総合研究所では、26年前から、西村欣也氏の文章を使って、「大学生のことば」を

育ててきました。大学に入学する前から、「自分のことば」を育てる努力を始めると、就職活動時

に、あなたの「自己PR」を読んだ採用担当者から、「キミに会って、話をしてみたい」と連絡がきます。

マスコミをはじめ一流企業の担当者から、「会って、話をしたい」と言ってもらえるように、西村氏の

文章を使い、君に合わせたカリキュラムで授業を行います。早稲田大学の学生諸君、楽しみにしていて下さい。

【故西村欣也氏からあなたへのメッセージ】

確かに、今はネット時代と言われています。

トランプ大統領のツイートに、世界が右往左往しています。

しかし、ニューヨークタイムズなどは言論で、論陣を張り、世論の支持を得ています。

新聞だけではありません。CNNなども、トランプに「フェークニュース」と呼ばれても、事実を伝えています。

まだマスコミには底力があるのです。

僕は、主にスポーツを取材してきましたが、ニューヨークタイムズの新人記者はまずスポーツ部門に配属されます。

そこに人生が凝縮されているからです。

僕は、朝日新聞で長年、小論文の採点面接をしてきました。(やらされてきました)

マスコミ受験には、特に「書く力」が問われます。

門は狭いですが、今までの経験を生かして、スタートラインにつきたいと思う学生のアシストができれば、と思います。

(故西村欣也氏・記)

■8月生   授業・4回  添削回数・4回

■個別指導(オンライン)  1回 80分

■費用    スタート講座 入会金:15000円   月謝22000円(消費税込・教材費含)

■まずは、お問い合わせください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

目次