早稲田大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座
学習院大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座
慶應義塾大学の学生ための就職準備「日本語」実践講座
日本女子大学の学生ための就職準備「日本語」実践講座
お茶の水女子大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座
東京大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座
でおなじみの「受験対話」総合研究所です。
商学部の一年生のための就職準備「日本語」実践講座での話!
今日は、商学部一年生の「文章クラス」に、4年生のルミ先輩が手伝いにきてくれました。
「留学」の話と、「文章をどのように見直したらいいのか」を話してくれました。

みなさんは、「留学」と聞くと、どんなイメージを持つでしょうか。語学力を伸ばすこと、海外旅行の延長のような体験、あるいは少し不安な挑戦かもしれません。けれども、留学の本当の価値は、「自分の当たり前が揺さぶられること」にあります。
私が留学したのは、アメリカ・インディアナ州にある小さな大学です。全寮制で、世界各国から学生が集まる国際色豊かな環境でした。授業だけでなく、食事も生活も、24時間が学びの場でした。
共同生活の中で、私は大きな戸惑いを感じました。例えば、ルームメイトはとにかくおしゃべり好き。しかも、靴を履いたままベッドに寝転ぶこともある。日本ではあまり考えられない光景です。また、部屋の中では自然体なのに、大学の授業になると妙に「いい子」になるドイツからの留学生もいました。そうした一つひとつが、これまで自分が日本で教わってきた常識や大切にしてきた価値観を否定されているように感じました。
でも、あるとき気づきました。彼女らは私を否定しているわけではない。ただ、生まれ育った文化が違うだけなのだと。
授業では、同じテーマなのに、学生たちがまったく違う方向から意見を述べます。それでも先生は、「どれが正しい」とすぐに決めるのではなく、それぞれの考えを尊重します。クラスには「それはそれ、これはこれ」という空気がありました。違いを無理に一つにまとめるのではなく、違いのまま共存する。そこにこそ、学びがありました。
日本では、集団で足並みをそろえることに安心感を覚える場面が多くあります。それは日本の強みでもあります。しかし一方で、「みんなと同じ」であることを求めすぎてしまうこともあるのではないでしょうか。アメリカでの経験は、「違っていてもいい」という視点を私に与えてくれました。
長期留学は、いわば「非日常が日常になる」体験です。旅行のように数日で終わるのではなく、1年もその環境で生活する。だからこそ、表面的な理解ではなく、肌感覚で文化の違いを知ることができます。そしてその中で、自分とは何か、日本とは何かを改めて考えることになるのです。
面白いのは、海外に出たからこそ、日本の良さにも気づけたという点です。時間を守ること、人に迷惑をかけないように気遣うこと、季節の行事を大切にすること。外から見ることで、日本の魅力がくっきりと見えてきました。同時に、他文化の「率直に意見を言う姿勢」や「多様性を受け入れる態度」も学ぶことができました。
一年生のみなさんにお伝えしたいのは、留学は単なる語学研修ではないということです。「自分は何を学びたいのか」「どんな自分になりたいのか」という目的を持つことで、留学は何倍も価値あるものになります。異文化と向き合うことは、ときに苦しくもあります。しかし、その経験は必ず、自分の世界を広げてくれます。
大学での四年間はあっという間です。その中で一度、自分の「当たり前」を外に持ち出してみませんか。きっと、帰ってきたとき、以前よりも広い視野で物事を考えられる自分に出会えるはずです。
書いた文章は、時間を置いてから読み直す!
私から、一年生のみなさんに、ぜひ伝えたいことがあります。それは、「自分の書いた文章は、時間を置いてから読み直す」ということです。
「そんな当たり前のこと?」と思うかもしれませんね。でも、これがなかなか難しい。そして、とても大切なんです。
私が三年生のとき、ゼミで一万字のレポートを書きました。提出前に三回も読み直し、「よし、これで完璧だ」と思って出したんです。ところが、返ってきた原稿には朱字がたくさんありました。先生からは、「話の流れが急に飛んでいるね」「同じことを別の言い方で繰り返しているよ」と指摘されました。
私は正直、驚きました。あれだけ読み直したのに、なぜ気づかなかったのだろう、と。
理由は簡単です。書いた直後の私は、「書いた内容」を覚えているからです。文章を読んでいるつもりでも、実は頭の中で“補いながら読んでいる。だから、論理が飛んでいても、自分では自然に読めてしまうのです。
そこで次のレポートでは、方法を変えました。書き終えたら、すぐには見直しません。一週間、あえて寝かせました。そして、パソコンの画面ではなく、プリントアウトして赤ペンを持って読みました。

するとどうでしょう。驚くほど粗が見えるのです。
「この段落、いきなり話題が変わっているな」「ここは具体例がなくて抽象的すぎる」「この一文、長すぎて息が切れるな」と、まるで他人の文章を読んでいるような気持ちになりました。誤字脱字も、画面では気づかなかったのに、紙ではすぐに目に入ります。
時間を置くと、細かい表現を少し忘れます。「あれ、ここどう書いたっけ」と思いながら読む。この“少しの距離”が、文章を客観的にしてくれるのです。
仕事で文章を書く人には、デスクや編集者、校閲者という「直してくれる人」がいます。でも、大学のレポートは基本的に自分との勝負です。だからこそ、自分で自分の校閲者になる必要があります。
みなさんも、レポートを書き終えたら、すぐに「完成!」と思わないでください。一晩でもいい。できれば数日、寝かせてみる。そして紙に出して読む。それだけで、文章の質は確実に上がります。
文章力というのは、特別な才能ではありません。少し距離を取る工夫の積み重ねです。ぜひ、「時間を置く」という習慣を、今日から始めてみてください。きっと、自分の書く文章が一段と成長していることに気づくはずです。
4月生:慶應義塾大学の学生のための「マスコミ合格・添削スタート講座」オンライン

●故西村欣也氏 ●元朝日新聞編集委員 ●五輪取材経験7回・プロ野球取材30年
●朝日新聞スポーツ面に、署名入り記事「EYE西村欣也」を20年執筆してきた。
●著書 朝日新聞が伝えたプロ野球(小学館) 神の領域を覗いたアスリート(朝日新書)
●イチロー、王貞治、長嶋茂雄、清水宏保、橋本聖子、ダン・ジャンセン、ボブ・ヘイズなど
有名選手を取材してきました。
「受験対話」総合研究所では、26年前から、西村欣也氏の文章を使って、「大学生のことば」を
育ててきました。大学に入学する前から、「自分のことば」を育てる努力を始めると、就職活動時
に、あなたの「自己PR」を読んだ採用担当者から、「キミに会って、話をしてみたい」と連絡がきます。
マスコミをはじめ一流企業の担当者から、「会って、話をしたい」と言ってもらえるように、西村氏の
文章を使い、君に合わせたカリキュラムで授業を行います。慶應義塾大学の学生諸君、楽しみにしていて下さい。
【故西村欣也氏からあなたへのメッセージ】
確かに、今はネット時代と言われています。
トランプ大統領のツイートに、世界が右往左往しています。
しかし、ニューヨークタイムズなどは言論で、論陣を張り、世論の支持を得ています。
新聞だけではありません。CNNなども、トランプに「フェークニュース」と呼ばれても、事実を伝えています。
まだマスコミには底力があるのです。
僕は、主にスポーツを取材してきましたが、ニューヨークタイムズの新人記者はまずスポーツ部門に配属されます。
そこに人生が凝縮されているからです。
僕は、朝日新聞で長年、小論文の採点面接をしてきました。(やらされてきました)
マスコミ受験には、特に「書く力」が問われます。
門は狭いですが、今までの経験を生かして、スタートラインにつきたいと思う学生のアシストができれば、と思います。
(故西村欣也氏・記)
■4月生
■個別指導(オンライン) 1回 80分
■費用 スタート講座 入会金:15000円 月謝22000円(消費税込・教材費含)
■まずは、お問い合わせください。


コメント