早稲田大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座
学習院女子大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座
慶應義塾大学の学生ための就職準備「日本語」実践講座
日本女子大学の学生ための就職準備「日本語」実践講座
お茶の水女子大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座
東京大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座
でおなじみの「受験対話」総合研究所です。
秋のキャンパスでの散歩は、最高です!
本日は、ブラブラ散歩を楽しみながら、ときどきベンチに座り、先輩たちの話を聞きました。
文学部四年生のユラ君の話です。
自分の心の中にあるものを文章にするのですが、どんなに筆のたつ人でも、
伝えたいことの100%を文章化することはできません。
不思議なもので、気持ちを文章で表現したとたん、「気持ち」と「文章の内容」とでは、
どこか違うな、と思うものです。伝えたいことの半分が、相手に分かればいい。
ほとんどが、3割か2割しか通じない。

文章を書くうえで、一番いけないことは、「省略」の仕方を間違えることです。
いらないことをウダウダ書く必要はありませんが、肝心なことを省略したら、文章は伝わりません。
読む方はチンプンカンプンです。読者を無視して、「多分、こんなことは、わかるだろう」と
思って省略すると、読者はとまどいます。
これまでの文章の流れがそこで止まり、読む方は、考え込んでしまうのです。
そういった文章は、あんがい書き慣れてきた2年に多いのです。

「文章クラス」の中で、ぐんぐん上達していくのは、初めて文章の勉強をしようと
クラスに入ってきた学生たちです。原稿の書き方、まる、てんの打ち方もわからない。
しかし、わかりやすい文章を書こうと、念入りに文章を点検し、提出してきます。
前期の講義が終わる頃になると、基本的な作法は身につきます。
後期の講義にも積極的に参加し、一回も休まずに文章を書いてきます。
表現は稚拙ですが、文章はわかりやすい。

筆者のモチーフ、文意などは、こちらに伝わってきます。
やがて、文章を書くのがおもしろくなってきます。
じつは、この辺りから、間違いが起こってくるのです。
「格好よく書こう」「少しくらい省略しても、通じるだろう」「この部分を書くと長く
なるから、適当にカットしよう」などと、自分なりの文章の書き方を身につけていくのです。
出来上がった文章は、どうなるか。
文章は書き慣れてきてスラスラ読めるが、途中で「おやっ」と思う箇所がいくつか出てきます。
何回読んでも、理解できない。意味が、いく通りにもとれるのです。
ユラ先輩の話は、まだまだ続きました。
12月:早稲田大学の学生のための「マスコミ合格・添削スタート講座」オンライン

●故西村欣也氏 ●元朝日新聞編集委員 ●五輪取材経験7回・プロ野球取材30年
●朝日新聞スポーツ面に、署名入り記事「EYE西村欣也」を20年執筆してきた。
●著書 朝日新聞が伝えたプロ野球(小学館) 神の領域を覗いたアスリート(朝日新書)
●イチロー、王貞治、長嶋茂雄、清水宏保、橋本聖子、ダン・ジャンセン、ボブ・ヘイズなど
有名選手を取材してきました。
「受験対話」総合研究所では、26年前から、西村欣也氏の文章を使って、「大学生のことば」を
育ててきました。大学に入学する前から、「自分のことば」を育てる努力を始めると、就職活動時
に、あなたの「自己PR」を読んだ採用担当者から、「キミに会って、話をしてみたい」と連絡がきます。
マスコミをはじめ一流企業の担当者から、「会って、話をしたい」と言ってもらえるように、西村氏の
文章を使い、君に合わせたカリキュラムで授業を行います。早稲田大学の学生諸君、楽しみにしていて下さい。
【故西村欣也氏からあなたへのメッセージ】
確かに、今はネット時代と言われています。
トランプ大統領のツイートに、世界が右往左往しています。
しかし、ニューヨークタイムズなどは言論で、論陣を張り、世論の支持を得ています。
新聞だけではありません。CNNなども、トランプに「フェークニュース」と呼ばれても、事実を伝えています。
まだマスコミには底力があるのです。
僕は、主にスポーツを取材してきましたが、ニューヨークタイムズの新人記者はまずスポーツ部門に配属されます。
そこに人生が凝縮されているからです。
僕は、朝日新聞で長年、小論文の採点面接をしてきました。(やらされてきました)
マスコミ受験には、特に「書く力」が問われます。
門は狭いですが、今までの経験を生かして、スタートラインにつきたいと思う学生のアシストができれば、と思います。
(故西村欣也氏・記)
■12月生
■個別指導(オンライン) 1回 80分
■費用 スタート講座 入会金:15000円 月謝22000円(消費税込・教材費含)
■まずは、お問い合わせください。


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