みなさん、こんにちは。
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でおなじみの「受験対話」総合研究所です。
「副詞」と「形容詞」の使い方!
前回の続きです。放送局に勤めている先輩が、お茶をしながら、後輩たちに話をしてくれました。
主語と述語の間が離れると、文章がわかりにくくなります。
主語と述語の間に、副詞、形容詞などの修飾語がはいると、さらにわかりにくくなります。
修飾語は、修飾される言葉に接近させましょう。
つまり、修飾語の位置が問題なのです。
修飾語の位置がはっきりしていないと、どの言葉を修飾しているのか、わからなくなります。
修飾される言葉が明確でないと誤解が生まれるのです。
たとえば、「私は、すぐに原稿を書き終え放送局に飛んでいった」という文があります。
この場合、「すぐに」が、どこにかかるのか明確ではありません。
「すぐに」は 「原稿を書き」にかかるのか、「放送局に飛んでいった」にかかるのかで
意味が違ってしまいます。 こうした場合、
「私は原稿をすぐに書き、放送局に飛んでいった」とするか、
「私は原稿を書き、放送局にすぐに飛んでいった」と、すべきですね。
「意味」を正確に届ける努力することが大切です!
副詞や形容詞といった修飾語は、修飾される言葉に近づけなければ意味がわからなくなります。
とくに副詞は、修飾される語に極力、近づけてください。

副詞には、このようなものがあります。
「いきなり」「しんみり」「しばらく」「まだ」「まず」「すっかり」「なるべく」「むしろ」
「まさか」「おそらく」「あたかも」「もちろん」「もし」「ぜひとも」「なぜ」「決して」
「ろくに」「ちょっと」などがあります。
正確に意味を伝えたければ、これらの言葉は、できることなら、使わないで書いたほうがいい。
しかし、効果的に使うことができれば、文章は引き立ってきます。
アナウンサーやレポーターのしゃべる言葉を聞いていると
アナウンサーやレポーターのしゃべる言葉を聞いていると、
副詞や形容詞の使い方が気になるでしょう。
放送の場合、言葉は消えていって、そのときの情景が雰囲気として伝わればいいところがあります。
文章の場合は違います。読み返されるので、どの副詞が、どの言葉にかかるのか、はっきりさせて
おかなければなりません。
こんなことを言っている私も、エッセイや雑文を書くとき、副詞の使い方をよく間違えます。
自重自戒しています。だから原稿を書き終えたとき、丹念に読み返します。
文章が読み手に伝わるか、副詞、形容詞の使い方は間違っていないか、誤字・脱字がないか、
この3点のチェックを行っています。
大学1年生のみんな、がんばれ!
6月:学習院女子大学の学生のための「マスコミ合格・添削スタート講座」オンライン

●故西村欣也氏 ●元朝日新聞編集委員 ●五輪取材経験7回・プロ野球取材30年
●朝日新聞スポーツ面に、署名入り記事「EYE西村欣也」を20年執筆してきた。
●著書 朝日新聞が伝えたプロ野球(小学館) 神の領域を覗いたアスリート(朝日新書)
●イチロー、王貞治、長嶋茂雄、清水宏保、橋本聖子、ダン・ジャンセン、ボブ・ヘイズなど
有名選手を取材してきました。
「受験対話」総合研究所では、26年前から、西村欣也氏の文章を使って、「大学生のことば」を
育ててきました。大学に入学する前から、「自分のことば」を育てる努力を始めると、就職活動時
に、あなたの「自己PR」を読んだ採用担当者から、「キミに会って、話をしてみたい」と連絡がきます。
マスコミをはじめ一流企業の担当者から、「会って、話をしたい」と言ってもらえるように、西村氏の
文章を使い、君に合わせたカリキュラムで授業を行います。学習院女子大学の学生諸君、楽しみにしていて下さい。
【故西村欣也氏からあなたへのメッセージ】
確かに、今はネット時代と言われています。
トランプ大統領のツイートに、世界が右往左往しています。
しかし、ニューヨークタイムズなどは言論で、論陣を張り、世論の支持を得ています。
新聞だけではありません。CNNなども、トランプに「フェークニュース」と呼ばれても、事実を伝えています。
まだマスコミには底力があるのです。
僕は、主にスポーツを取材してきましたが、ニューヨークタイムズの新人記者はまずスポーツ部門に配属されます。
そこに人生が凝縮されているからです。
僕は、朝日新聞で長年、小論文の採点面接をしてきました。(やらされてきました)
マスコミ受験には、特に「書く力」が問われます。
門は狭いですが、今までの経験を生かして、スタートラインにつきたいと思う学生のアシストができれば、と思います。
(故西村欣也氏・記)
■6月生 授業・4回 添削回数・4回
■個別指導(オンライン) 1回 80分
■費用 スタート講座 入会金:15000円 月謝22000円(消費税込・教材費含)
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