わせまちマルシェ「後輩たちに届けたい言葉」(168)

みなさん、こんにちは。

学習院女子大学の卒業生のための社会人準備「日本語」実践講座

学習院女子大学の新入生のための就職準備「日本語」実践講座

慶應義塾大学の新入生のための就職準備「日本語」実践講座

慶應義塾大学放送研究会の学生ための「アナウンサー・放送記者養成講座」

早稲田大学の新入生のための就職準備「日本語」実践講座

東京大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

でおなじみの「受験対話」総合研究所です。

目次

外資系コンサルタントの人間力

昨日は、大学の新入生クラスに、先輩が来てくれました。

早稲田大学政治経済学部を卒業して、

外資系コンサルティング会社に勤めて8年目の女性です。

新入生たちに、話をしてくれました。

学生時代は、東京ドームでアルバイト。「気配り」が大切!

大学時代のアルバイトの話です。

彼女は、東京ドームで、ビールの売り子さんをしていました。

ビールの売り子さんというのは、大学生、女子高生、フリーターなど様々ですが、

いずれもビールメーカー各社の期待を担って、販売競争は激しいのです。

ビール各社は、それぞれの主力商品を投入して、ここでのお客さんの反応に一喜一憂しながら、

販売戦略の参考にします。ここでの彼女の売り上げは抜群でした。

関西から東京に来ていた彼女は、「親からの仕送りなし」で4年間の大学生活を終えました。

一番売り上げの多い人というのは、どういう人でしょうか?

売り上げトップになる要素というのは、愛嬌があるというような資質だけではありません。

最終的な決め手は何か。彼女の場合は、セールストークというか、「気配り」だったのです。

「ビールはいかがですか」これは誰でも言います。 彼女は違いました。

「冷たいビールいかがですか」でした。「冷たい」という形容詞を付け加えていたのです。

簡単そうですが、100名以上いた他の売り子さんたちは、気づいていなかったそうです。

「言葉は大事だな」と思うのは、こうした、ほんのちょっとしたことで、、結果が違ってくるところです。

早稲田大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座
早稲田大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座

彼女は、新入生たちに言いました。

「命の次に大切なお金をビールに、それも自分が売るビールに投じてもらうためには、どうすればいいか。

まずお客さんの立場になって考えました」

「冷たい」には、実は「ホット」な気配りがあった!

「ビールが飲みたくなるのは、どういうときか」「ビールをおいしいと思うのは、どんなときか」

「おいしくないビールとは、どんなビールか」このように考えて、彼女なりの結論がでた。

「大きな声で応援したあとは、ビールを飲みたくなる」

「ひいきのチームが得点すると、うれしくて飲みたくなる」。 そして、一番肝心なのは、

「ビールはよく冷えていなければ、おいしくない」ということでした。

「どんなときに飲みたいか」というお客さんの心理を分析して、タイミングよく、

「冷たいビールいかがですか」とやったわけです。

早稲田大学入学式
早稲田大学入学式

「どの世界でも、最初の人というのは、相手の立場を考えて、よく研究しています」

「他の人には負けない売り上げを示すことができたのは、

お客さんの心理を考えて、気配りした言葉と、いつ買いたくなるかを冷静に判断して

行動したことにあった」と彼女は言いました。

教室からの夕日。15時から17時までの勉強会でした。

「それが今の仕事につながっている」と言って、仕事の話を詳しくしてくれました。

これから大学に入る学生たちには、とても刺激的な話でした。

6月:東京大学の学生のための「マスコミ合格・添削スタート講座」オンライン

元朝日新聞編集委員故西村欣也氏
元朝日新聞編集委員故西村欣也氏

●故西村欣也氏  ●元朝日新聞編集委員  ●五輪取材経験7回・プロ野球取材30年

●朝日新聞スポーツ面に、署名入り記事「EYE西村欣也」を20年執筆してきた。

●著書 朝日新聞が伝えたプロ野球(小学館)  神の領域を覗いたアスリート(朝日新書)

●イチロー、王貞治、長嶋茂雄、清水宏保、橋本聖子、ダン・ジャンセン、ボブ・ヘイズなど

有名選手を取材してきました。

「受験対話」総合研究所では、26年前から、西村欣也氏の文章を使って、「大学生のことば」を

育ててきました。大学に入学する前から、「自分のことば」を育てる努力を始めると、就職活動時

に、あなたの「自己PR」を読んだ採用担当者から、「キミに会って、話をしてみたい」と連絡がきます。

マスコミをはじめ一流企業の担当者から、「会って、話をしたい」と言ってもらえるように、西村氏の

文章を使い、君に合わせたカリキュラムで授業を行います。東京大学の学生諸君、楽しみにしていて下さい。

【故西村欣也氏からあなたへのメッセージ】

確かに、今はネット時代と言われています。

トランプ大統領のツイートに、世界が右往左往しています。

しかし、ニューヨークタイムズなどは言論で、論陣を張り、世論の支持を得ています。

新聞だけではありません。CNNなども、トランプに「フェークニュース」と呼ばれても、事実を伝えています。

まだマスコミには底力があるのです。

僕は、主にスポーツを取材してきましたが、ニューヨークタイムズの新人記者はまずスポーツ部門に配属されます。

そこに人生が凝縮されているからです。

僕は、朝日新聞で長年、小論文の採点面接をしてきました。(やらされてきました)

マスコミ受験には、特に「書く力」が問われます。

門は狭いですが、今までの経験を生かして、スタートラインにつきたいと思う学生のアシストができれば、と思います。

(故西村欣也氏・記)

■6月生   授業・4回  添削回数・4回

■個別指導(オンライン)  1回 80分

■費用    スタート講座 入会金:15000円   月謝22000円(消費税込・教材費含)

■まずは、お問い合わせください。

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