みなさん、こんにちは。
早稲田大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座
学習院女子大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座
慶應義塾大学の学生ための就職準備「日本語」実践講座
日本女子大学の学生ための就職準備「日本語」実践講座
お茶の水女子大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座
東京大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座
でおなじみの「受験対話」総合研究所です。
早稲田大学1年生の就職準備「日本語」実践講座での話!
電車内を見渡しても、新聞を折り畳んで読んでいる人はほとんどいなくなりました。
スマホに映るニュース画面に視線を移す人を横目に、新聞の未来を思いあぐねる毎日です。
近年の急激なAIの発展など、日々変わりゆく社会の中で、新聞、そしてジャーナリズムの
今後はどうなるのか? このような話から、
ジャーナリズム研究を専門とするルイ先輩が、後輩たちに、文章を書く時の心構えを話してくれました。

論理の筋を通し、客観的に、冷静に書いてください!
食い違いや矛盾、勝手な思い込みで書かれた文章で説得される人はいません。
たとえば『SNS』という題が出されたときに、「インターネットで企業のセミナー予約をすませ、
電子メールでОB、ОG訪問をし、ホームページで会社の研究をする。
このような人が、面接でうまく話すことができるとは思えない」と書いた早大1年生がいました。
SNSを利用している人は、実際に人と会って話すことが苦手だと決めつけるのは、世間知らずの偏見でしょう。
気持ちはわかりますが、客観的な表現だとはいえません。感情的、情緒的な表現は、もともと同じ考えを
持っている人に「そうだ、そうだ」と思わせるだけで、違う考えを持つ人を説得することはできません。
かえって、反発する人も出てくるでしょう。
問題を的確にとらえ、事実確認をすること!
試験の場合、出題者がどんな意図でその題を選んだのかを考え、その意図を満たせるように内容を考えます。
出題意図をとらえ切れていないと、何を書いていいかわからず、あいまいで、意味不明な文章になってしまいます。
また、事実の認識に誤りがあると、せっかくの主張も意味がなくなります。
特に時事問題については、普段から正確に調べる努力を続けることが大切です。
具体的に論議を進める
たとえば、『テレビ局とタレントの問題』がテーマとして出題されたときに、
「プライバシーやコンプライアンスの見地から、今後の動向を見守るべきだ」といった
平凡な抽象論ではなく、自分で取材をして、具体的な材料を盛り込むことができれば、
説得力のある文章になります。

できるだけ具体的な材料を盛り込み、一般論、抽象論は書かないようにします。
独自性があること
試験の論文は、何百人もの受験生が同じ題で競うことになります。
同じような教育を受け、同じような経験をしてきた、同じ世代の若者たちですから、
発想も似たようなものになります。

採点する試験管は、同じような内容を読まされるので悲鳴を上げます。
そんなときに、皆が書くようなことに終始せず、ユニークな材料をユニークな発想で
料理した文章があれば、高く評価されます。材料や目のつけどころを磨く訓練を続けてください。
読者に配慮してください!
他人に読んでもらう文章は、わかってもらえるように、わかりやすく書くことが一番大切です。
わかりきったことを長々と並べて、読む人をうんざりさせるような内容は避けてください。
独りよがりの文章を書いてはいけません。
人間性、人間的な温かさを持ってください!
たとえば、「いじめ」や「登校拒否」といった題を出されたときは、冷たく裁断する立場に立たず、
まずは、被害者や歯を食いしばってがんばっている人たちの心を思いやる温かさが欲しいのです。
上から見下ろすのではなく、下から見上げる姿勢が大切です。

文章のルールを守ってください!
言葉遣いや語法、用字用語、句読点など、基本的なルールは、最低限守ってください。
文章を書くときに、なくてはならないのが辞書です。
言葉の意味や使い方で、少しでも疑問に思ったときは、辞典を見ること。
辞典は大きいものの方がいいですよ。
1年生のみなさん、がんばってください!
8月:早稲田大学の学生のための「マスコミ合格・添削スタート講座」オンライン

●故西村欣也氏 ●元朝日新聞編集委員 ●五輪取材経験7回・プロ野球取材30年
●朝日新聞スポーツ面に、署名入り記事「EYE西村欣也」を20年執筆してきた。
●著書 朝日新聞が伝えたプロ野球(小学館) 神の領域を覗いたアスリート(朝日新書)
●イチロー、王貞治、長嶋茂雄、清水宏保、橋本聖子、ダン・ジャンセン、ボブ・ヘイズなど
有名選手を取材してきました。
「受験対話」総合研究所では、26年前から、西村欣也氏の文章を使って、「大学生のことば」を
育ててきました。大学に入学する前から、「自分のことば」を育てる努力を始めると、就職活動時
に、あなたの「自己PR」を読んだ採用担当者から、「キミに会って、話をしてみたい」と連絡がきます。
マスコミをはじめ一流企業の担当者から、「会って、話をしたい」と言ってもらえるように、西村氏の
文章を使い、君に合わせたカリキュラムで授業を行います。早稲田大学の学生諸君、楽しみにしていて下さい。
【故西村欣也氏からあなたへのメッセージ】
確かに、今はネット時代と言われています。
トランプ大統領のツイートに、世界が右往左往しています。
しかし、ニューヨークタイムズなどは言論で、論陣を張り、世論の支持を得ています。
新聞だけではありません。CNNなども、トランプに「フェークニュース」と呼ばれても、事実を伝えています。
まだマスコミには底力があるのです。
僕は、主にスポーツを取材してきましたが、ニューヨークタイムズの新人記者はまずスポーツ部門に配属されます。
そこに人生が凝縮されているからです。
僕は、朝日新聞で長年、小論文の採点面接をしてきました。(やらされてきました)
マスコミ受験には、特に「書く力」が問われます。
門は狭いですが、今までの経験を生かして、スタートラインにつきたいと思う学生のアシストができれば、と思います。
(故西村欣也氏・記)
■8月生 授業・4回 添削回数・4回
■個別指導(オンライン) 1回 80分
■費用 スタート講座 入会金:15000円 月謝22000円(消費税込・教材費含)
■まずは、お問い合わせください。
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